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ライティング好きなカスタマーサクセスが記事執筆のコツをお伝えします。

おはこんばんにちは!ourlyカスタマーサクセス(CS)村山です。

アドベントカレンダーなどで記事を書く方も増えていることかと思いますので、ライティングTipsをお伝えできればと思います。

私も例にもれず、この記事は、ourly Advent Calendar 2024🎄 10日目の記事です🎅

昨日はチームメイト同期のマブである吉房がカスタマーサクセスはどの「箱」で顧客と向き合うべき?という記事を書いてくれました。カスタマーサクセスは概念と言われる中で我々チームのスタンスをわかりやすく解説してくれております。

なぜカスタマーサクセスなのに、ライティング?と思われた方もいるかもしれません。

ourlyは社内広報を支援するサービスであることから
・自らも週一で社内報記事を執筆している
・お客さまの社内報向けのイタンビュー記事を執筆することも
・CSがクライアント事例インタビュー&執筆を行うことがある

ということで、記事を書く機会が多いのです。

マーケターにお褒めの言葉をいただき喜ぶ村山。
(パートナーさんなのでお名前だけマスクしております。)

ライティングには付箋を使うべし!

突然なのですが、最近付箋で思考の整理をすることが多く、ライティングでも多用しています。
以前、インターンやコミュニティ運営の一環でインタビューライティングをやっていたこともあり、元々構成を考えて記事を書いて…ということが苦手ではなかったのですが、付箋を使うようになって格段に執筆しやすくなりました。

インタビューをしていると、元々の質問から話が逸れたり広がったりで、そのまま綺麗な流れになることは滅多にありません。

これはインタビュー以外のライティングでも同様で、いざ記事を書こうとすると、話があっちこっちにいってしまったり、伝えたいメッセージがぼやけてしまったりすることも少なくないと思います。

そこで活躍するのが「付箋」なんです。(文具屋さんのまわしものとかではないです。ourlyの共有テーブルには付箋とペンが置かれており自由に活用できるのです。)

参考までに私のインタビューライティングの流れをサクッと解説!していきます📝

インタビューライティングを行うことが多いので、そちらを取り上げていますが、それ以外のライティングにも転用できる内容となっております(たぶん)。記事執筆に勤しまれる全ての方に届け!

COO新平さんからも嬉しいお言葉をいただいて喜ぶ村山。


サクッと解説!インタビューライティング!

1. 文字起こし
私が学生の頃は文字起こしに最も時間がかかるくらい大変だったのですが、あら便利。河野さんにお勧めしてもらった「CLOVA Note」がとても精度良くおすすめです。この時にざっくり要素を分けながら文字起こしていきます。

2. 要素を付箋で書き起こし
ここでGPT様などで要約したくなる気持ちはわかるのですが、私はなるべく使わないようにしています。理由は重要な要素が削られがち、言ってないこと補填されがちだからです。私のプロンプトの問題かもしれませんが、何度GPT様と喧嘩をしたか分かりませんので、使うのを辞めました😿

ここでGPT様の代わりに登場するのが付箋です。文字起こしした中から、文章の塊をざっくり付箋に書き出します。どのくらいの粒度で書くかは好みの問題かな〜と思うのですが、ひと段落になりそうなくらいでまとめることが多いです。あと、全部書き出すと大変なので「**の話」くらいの内容で書いています。

ourlyで提供しているライティング研修の一枚。構成の部分で付箋が大活躍!

3. 大まかな流れを決め、付箋を並び替え
付箋に書き出してみると、同じ内容が繰り返し話されていたり、これは前後にすると分かりやすそうだな、ということが見えてきます。

付箋ごとをざっくりと分けて、記事展開を決めていきます。(いわゆる起承転結、とか三部構成といわれるようなものです)

記事展開と展開ごとの大まかなテーマを決めたら、あとはそのテーマに沿って付箋を並び替えていきます。この時に、こういう要素があると説得力増しそうだな、とかストーリーとしてより伝わりやすくなるな、ということもメモしておいて、初稿を確認いただく時に先方にリクエストすることもあります。

💡ポイント①:どんどん並び替え!💡
実際にインタビューした時の話の順番はガン無視するくらいの気持ちで並び替えましょう。話しているときは気づかないものですが、こことここの話ってつながってるな?ということも多いのです。

💡ポイント②:捨てる勇気も超大事!💡
全部書きたくなる気持ちはわかりますが、今回のメッセージにおいて不要かも…という部分は思い切って削りましょう。

字が雑で恐縮ですが…こんな感じ!

4. 中身を肉付けしていく
ここまできてやっと執筆に取りかかります。

流れはもう決まっているので、それに沿って書くだけ!ここで気をつけているのは本当に一般的なライティングのスキルと日本語を正しく使う、ということだけです。

「だけ」は嘘です、一応ポイントをまとめておきます。

💡ポイント③:インタビュー内で出てきた表現にこだわらない!💡
基本的に意味が一致すれば良いので、発言をそのまま記載するのではなく、伝わりやすい表現に書き変えることが多いです。特に文語と口語が混ざると読みにくくなるので、口語は使わないように意識しています。

💡ポイント④:「読みやすさ:くせ」は「8:2」くらいの割合で。💡
ポイント③で、「表現にこだわらない」と言ったものの、全てを書き換えてしまうと、インタビュアーの良さや特徴が伝わらなくなってしまいます。その人の口癖や特徴的な表現をあえて残す、などで色が出るように考えながら執筆しています。

5. 一晩寝かせて、チェック
最後には一晩寝かせて、心の中で声に出して読んでみて、誤字脱字のチェック、テンポの悪いところはないかを確認・修正して、完了です。

お疲れさまでした🛌


冒頭でカスタマーサクセスなのにライティング?!と書きましたが、この構成の考え方はどんな仕事でも役立ちますし、さまざまな業務を経験できるのもスタートアップならではの楽しさではないでしょうか。

ourlyのCS気になるな、と思ったそこのあなた!ぜひお話ししましょうね。

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