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現在6歳になる1人息子がおり、
シドニーのシュタイナー学校に通わせています。

オーストラリアは1月から新しい年が始まるので、
この2023年から小学1年生。

日本ではまだギリギリ幼稚園の年かな。

再来週から始まる4月から小学1年生!
というところです。

4歳からシュタイナーの幼稚園に通わせていました。

日本で言う年中さんですね。

今年でシュタイナー3年目。

もし子供ができたらシュタイナー学校に通わせたい!
と長年思っていました。

楽しく遊び回っていた大学生当時、
20歳前後だったと思いますが、

当時一緒にインドを旅するなどして親しかった友人が、
子供をシュタイナー学校に入れる、入れない、というような話をしていて、
そこから私のシュタイナー教育への興味が始まります。

似たような趣向を持っていた友人が興味を抱くシュタイナー教育
というものだったら、
恐らく私も興味のある分野なのだろうと思い、
関連した本を数冊読み、
素敵な教育法だなーと思ったのを覚えています。

いつか子供ができたら私も自分の子供にはこのような教育を
受けさせてあげたいと思ったのが始まりです。

そしてその後、長年自分の子供は生まれないのですが、
20年後、まさかの40歳目前にして自分の子供を授かった時。

迷うことなく、シュタイナー学校に入れる事に決めたのでした。

正直、私自身は普通の学校教育を受けてきていて、
中学受験も高校受験も普通にしましたし、
それなりの大学も卒業しています。

学校生活が嫌だとかつまらないとか思ったことも一度もありません。

逆に私にとっては常に学校は友人達と会える楽しいところでした。

楽しい思い出しかありません。

オーストラリアでの一般の学校教育は
また日本の学校教育とは少し違うとは思うのですが、
ただ一般の学校教育に疑問を抱いたから、というのではなく、
純粋にこんな教育法を受けた子は自由に伸び伸び育つだろうなあと思ったのが
1番の理由です。

テスト、テスト、と追われることなく。

暗記、暗記、の詰め込み教育でもなく。

安っぽいプラスティックの偽物に囲まれるのではなく、
暖かい木の温もりの、ガッチリした本物に囲まれ、

身体にいいオーガニックの食べ物を食べて、

いい匂いのする蜜蝋の虹色の7色を使って
アーティスティックに自分で教科書を作り上げていく。

こんな素敵な教育法ってあるかなーと思ったのです。

シュタイナー関連の本はそれこそ20冊くらい読んだのですが、
どこかで目にした言葉。

シュタイナー学校を卒業した子は、”自分は幸せだ”と思っている率が高い。

これって、自分の子供に一番感じて欲しいことだなあと思ったのです。

お金がたくさんあっても幸せじゃない人もいる。

素晴らしいキャリアを積んでいても皆が幸せと思えるわけではなく、

結婚してても子供がいても、友達がたくさんいても幸せだと思えない人もいる。

もちろん人生には過程があるので、
特に思春期などは’自分は幸せだ’と思えないような時も来るのは
重々承知しています。

それでもいつか、大人になった時に。

そして死を目前にした時に。

”自分は幸せだったな”と自分の子供が思ってくれたら、
常に子供の幸せを願う親としては親冥利に尽きると思うのです。

そんな思いを抱いて息子をシュタイナー学校に通わせています。

まあ、合う子、合わない子、いると思うのですけどね。

小さな学校なので1学年に1クラスしかない、
というのもどう出るか気になるところでもあります。

小学校6年間、ずっと同じメンバー!

今のところ、息子はとっても楽しんでいるようなので、
暫くはこのまま様子を見てみようと思っています。

今日はここまで。

Love, Aya xx

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