青味狩り(あおみがり)
青味狩り(あおみがり)
意味
果実や木の実がまだ熟す前の状態で、あえて摘み取って味わうこと。未熟な青い実には独特の酸味や渋味があり、それらを楽しむ心境を指す。
使用例
・子どもたちは青味狩りの季節が来ると、青い柿や栗を摘んで持ち帰った
・昔は近所の子どもたちが、山に行って栗や柿を競って青味狩りしていたものだ。
類義語
早摘み味
青摘み味
エピソード
鳥取県の家庭では、秋の初めにクリがまだ熟しきらないうちに木から落としていた。竹べらを手に、祖父母と一緒にイガを割り、渋皮を取りそのまま食べていた。少し渋く生臭い味がするが、それでも家族で分け合い喜んで食べていた。