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不安なとき
「あ、やばいこのままだと不安が大きくなる」
そう思い、一度思考を逸らそうとする。
「大丈夫、気のせいだ」
でも少し経った次には目の前が白く、血の気が引き、手が痺れる。お腹がグルグルする。
そんな不安症状があった。
そうなると私は降参。頓服薬を飲む。
頓服薬と言えど、効くまでの時間は要する。
しかし、服用した直後から安心することもあった。
直後から安心するということは薬が効く前に
薬を飲むという行為で不安が落ち着いたということ。
それを何度か経験した。
そして、この不安症状がわたしの最大値なんだと気づいた。
この症状が出たら、この不安はもう治まるんだって。
それからは頓服を飲まず、過ごすことも増えた。
何が言いたいかというと
問題は気づいたときには解決に向かっているということ。
不安に気づき、不安を感じる。
もうダメだって気づいた頃には不安は緩和に向かい始めているということ。
不安の体の感じ方、症状を観察してみると
ずっと同じということはない。
少しずつ何かが違うはずだ。
みなさんはどうなんだろう?
不安なときどんな風になるんだろ。
どんな風に体は示すのだろう。
不安なときの体感を観察するのは怖いときもある。
というか、初めは怖い。一生の終わりなんじゃないかともがく。そして辛い。
でも「観察してみようかな」という日は観察してみて欲しい。自分のことを知ってみて欲しい。