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BTS【花様年華】時系列整理

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BTS【花様年華】=BUcontentの世界で起きた出来事を時系列で整理し物語を繋げます。(随時更新中!)※各記事のタイトルにある数字は関連作品紹介の記事に紐付いています。
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はじめに - BTS【花様年華】をもっと楽しんで欲しい!

【花様年華】 :人生で最も美しい瞬間、”青春” from BTS RM 多くの方が「 花様年華 考察 」と検索するきっかけのほとんどは、MVに登場する意味深な表現や、話の繋がらない場面展開を理解したい!という思いではないでしょうか。 BTS(防弾少年団)のコンセプトの一つである【花様年華】を含む様々なコンテンツに登場する人物やシーンを見て、絶対に関連している!何か意味があるはず!と気付いても、笑っていたり泣いていたり、生きていたり死んでいたりと、多くの矛盾が生じています

BTS【花様年華】①7人の過去

前回の記事はこちら まずは7人が出会うyear19.03.12までの過去に、それぞれに起きた出来事を整理します。些細な内容ですが、どれも7人の人物像を把握する上で重要な出来事です。 ソクジンの過去ソクジンは他の6人と比べると、裕福で、一見して何の問題もないような家庭で育っています。しかし、幼少期から街の有力者である厳しい父親に逆らうことが出来ず、恐れています。そのため、”いい子でいなければいけない””いい人になりたい”という強迫観念を持っています。 12歳の時に母親を亡

BTS【花様年華】②7人の出会いと花様年華

前回の記事はこちら 7人は中学一年生から高校三年生までが通う、ソンジュの学校で出会います。 実際のBTSメンバーの年齢差と同じ設定になっていますが、ソクジンはアメリカの学校から転校してきたタイミングで、制度の違いで一つ下の学年に編入しており、ユンギと同学年です。 7人は偶然同じ日に遅刻をして、罰として空き教室の掃除をさせられます。 そのあとから、7人は授業をサボってこの空き教室を訪れるようになり、この場所は次第に彼らの大切なアジトになっていきました。 それぞれ厳しい

BTS【花様年華】③離れて過ごした時間

前回の記事はこちら 穏やかで幸せな【花様年華】の日々を過ごしていた7人は、ナムジュンの転校のあと、ある決定的な出来事を機に完全に離れ離れになります。 ある日、ソクジンは校長室に呼び出され、素行の悪い6人と連んでいることを父親に報告すると脅されます。その日学校では保護者参観が行われており、追い込まれたソクジンは、そんな日に授業をサボるはずがないと信じて誰もいないはずのアジトの存在を打ち明けてしまいます。 しかし、そんなソクジンの期待も虚しく、アジトには保護者参観をサボって

BTS【花様年華】④本当の現実と最初のタイムリープ

前回の記事はこちら アメリカから帰国したソクジンは、ふと昔を懐かしみ、学生時代に7人で行った海へひとりで向かいます。その帰り、ガソリンスタンドで働くナムジュンを見かけますが、声を掛けずに通り過ぎました。 のちにタイムリープの起点となるyear22.04.11以降、ソクジンの知らないところで5つの不幸な出来事が起こります。 1つ目は、ナムジュンの喧嘩です。 ソクジンが声を掛けずに通り過ぎたその日、アルバイト先のガソリンスタンドで、客に代金を投げ渡され、見下すように暴言を

BTS【花様年華】⑤繰り返す”year22.04.11“

前回の記事はこちら “猫”と契約しタイムリープの力を得たソクジンでしたが、最初からそのことを理解できたわけではありませんでした。 最初に戻ったyear22.04.11では、何か嫌な夢を見ているようだったと、一度起きた本当の現実の出来事をはっきりとは思い出せず、ガソリンスタンドでナムジュンを見かけても、また声を掛けずに通り過ぎてしまいます。 本当の現実と違っていたのは、ジョングクの転落死がソクジンの目の前で起こったことです。 転落したジョングクがソクジンの運転している車

BTS【花様年華】⑥ホソク・ジミンとの再会

前回の記事はこちら 初めてタイムリープが起こらなかったyear22.04.11、ユンギはソクジンの助けによって一命を取り留めました。しかし、病院で目覚めたユンギは、どうして死なせてくれなかったのかとソクジンを責め、その後誰にも連絡をすることなく病院を退院します。 ユンギを想って行動したにもかかわらず厳しい言葉を掛けられたソクジンは、ユンギの抱える問題の複雑さに直面します。ナムジュンの喧嘩やジョングクの転落死を防いだときとは違い、単純にきっかけを取り除くだけではただ問題を先

BTS【花様年華】⑦叶わないテヒョンの救済

前回の記事はこちら ソクジンがジミンを病院から連れ出したあと、7人は束の間の穏やかな時間を過ごしていました。 いつものようにグラフィティをして警察に捕まったテヒョンは、指導を受けた後ひとりで帰路につきます。 テヒョンがアパートに戻ると、父親が酒を飲んで暴れ、殴られて床に倒れ込む姉の姿がありました。すぐに自分の部屋に入りなさいと叫ぶ姉を横目に空の酒瓶を手に取ったテヒョンは、そのまま父親を殴り、割れた酒瓶で刺し殺してしまいました。 ジミンを気にかけてナムジュンのコンテナに

BTS【花様年華】⑧互いに助け合う7人

前回の記事はこちら やっとの思いで迎えたyear22.05.22に起きたテヒョンの予想外の行動で、ソクジンはまたしても振り出しに戻ってしまいました。 カーテンの間から差し込む光で目を覚ましたソクジンは、展望台の上にひとりで立つテヒョンの姿を思い出します。テヒョンが展望台から飛び降りたのは、ソクジンが漸く辿り着いた長い長い旅の終わりの、全てが解決されたと思ったその瞬間の出来事でした。 次に訪れたyear22.04.11では、どういうわけかこれまでと状況が大きく変わっていま

BTS【花様年華】⑨7人でまたあの海へ

前回の記事はこちら ソクジンひとりの行動だけではなくお互いに助け合うことで、初めてテヒョンの事件を防ぎ、再び揃ってyear22.05.22を迎えました。 この日7人はビルの屋上で待ち合わせをしていました。一足先に屋上へ来たテヒョンは、割れた酒瓶を握ったことで怪我を負い、訳も分からないままホソクに手当てをしてもらった掌をじっと見つめていました。 廃プールで集まり、海に行って【花様年華】の時代のように遊んだ日の出来事は、ソクジンの記憶だけに残る思い出になっていましたが、それ

BTS【花様年華】⑩それぞれの出会い-1

前回の記事はこちら ※時系列まとめの前回記事はこちら※ 互いに助け合うことで全員の不幸な現実が書き換わり、ようやく学生時代に訪れたあの海にまた一緒に行くことが出来た日、それぞれが胸の内に抱える複雑な想いが原因で、7人は再び疎遠になってしまいました。 ソクジンのタイムリープによって初めてyear22.05.22を乗り越えた7人は、一緒に過ごす時間こそないもののこれまでに比べると穏やかな日々を送っていました。 そして、それぞれに新たな出会いが訪れます。 ユンギは友人を通

BTS【花様年華】⑪それぞれの出会い-2

前回の記事はこちら テヒョンとの関係に悩むソクジンにも新しい出会いがありました。 ジョングクのお見舞いのためにひとりで病院を訪れたソクジンは、どこかソクジンを警戒するような態度のジョングクに違和感を覚え、10分ほど他愛もない会話をしてすぐに病室を後にしました。 病院からの帰り道、ソクジンは踏切ですれ違った女性が赤い手帳を落としたことに気が付いて咄嗟に拾います。その手帳には「イタリア語講座」や「捨て犬のボランティア」などの彼女の叶えたい夢や、「彼氏とイヤフォンを片耳ずつつ

BTS【花様年華】⑫新たな不幸と救済の代償

前回の記事はこちら ※時系列まとめの前回記事はこちら※ お互いに助け合うことで、また一緒にあの海に行くことが出来たyear22.05.22からの約3ヶ月間、7人はそれぞれに出会いや別れを経験し、徐々に自分自身と向き合えるようになっていきました。 しかし、疎遠だった7人がホソクの呼びかけによって久しぶりに集まることになっていたyear22.08.30の花火大会の日、ソクジンが想いを伝えようとしていた女性が目の前で事故に遭ってしまったことで、終わったと思っていたタイムリープ

BTS【花様年華】⑬ソクジンの変化

前回の記事はこちら 必ず起こってしまうコンテナ街の火災と、防ぐことの出来ないナムジュンの死によって失意のどん底へ落ち、かつてタイムリープの力を授かったあの海を訪れたソクジンは、再び姿を現した”猫”から、”魂の地図”の存在を知らされました。 そして「全てを終わらせることが出来る”魂の地図”を探せ」というヒントを与えられたことの代償に、ソクジンは7人がいつも一緒に笑い合って過ごした大切な【花様年華】の記憶を奪われてしまいます。 全ての原動力であった幸せな記憶を失ったソクジン