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【発酵美人こよみレシピ】#5 菜の花と油揚げの塩麹煮浸し ー霞始靆ー

2/23〜2/27
二十四節気:雨水(次候)
七十二候:霞始靆(かすみはじめてたなびく)
旬のもの:あんこう、かれい、きんめだい、さわら、やまいも、れんこん、からし菜など


山々に霧がかかりぼんやりとした眺め。
かすかに移ろいでいく霧のこと。

そんな情景を「霞(かすみ)」といい
現象としては霧(きり)と同じなのだけど、
春限定で「霞」という言葉を使うそうです。

敏感に移り変わる季節を
感じ取っていたのですね。

そしてさらに、
霞は昼間に限定される言葉で
夜は朧(おぼろ)を使ったり。

日本って、
季節の例えがひとつひとつ美しい言葉で
表現されていますよね。

言葉で季節の風景が思い出されるって
素敵です。

前に見た、本栖湖と富士山の
ぼんやり霞んだ情景。
ちょうど今くらいの時期です。

すっきりとしたフォルムと
絶妙な雪の比率が美しくて感動。

やはり富士山からは
大きなエネルギーを感じます。


今日は、
旬の菜の花を使った、簡単発酵美人料理です。

【菜の花と油揚げの塩麹煮浸し】


《材料》2人分
・菜の花 8本
・油揚げ 2枚
・水 150ml
・塩麹 小さじ1

《作り方》
1)菜の花をざく切りにする。


2)油揚げは熱湯で油抜きをしてペーパータオルなどで水気をふき、縦半分に切り、さらに1cmくらいに切り分ける。


3)鍋に大さじ2の水、菜の花、自然塩ひとつまみをかけて蓋をし、菜の花が柔らかくなるまで弱火で蒸し煮をする。
※水、自然塩は分量外


4)蓋をとり、水を入れて中火にする。ふつふつしたら油揚げを入れて、3分ほど火を通す。


5)塩麹を入れてひと混ぜして完成。

とっても簡単ですね♪




菜の花は
とっても栄養素を含んでいるお野菜。
βカロテン、ビタミンB群、
カルシウム、カリウム、葉酸など、、

その中でビタミンCは
野菜の中でトップクラスの含有量。

抗酸化作用抜群ですので
ぜひ積極的にいただきたいお野菜です。

菜の花ってちょっと苦いから苦手、、、
という方もいらっしゃると思います。

でも!

苦味=デトックス です。

冬はいろいろと溜める季節。
春になるにつれ、
溜まったものが不調として
現れる季節でもあります。
苦味をとって、
不要なものを排出していくために
菜の花はとてもおすすめですよ😊


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今日もお読みくださりありがとうございます。


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