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【発酵美人こよみレシピ】#2 春を待つうぐいすもちー黄鶯睍睆ー

立春の次候、黄鶯睍睆(うぐいすなく)の頃。山里では春告鳥・うぐいすが鳴き始め、梅の花とともに春の訪れを告げます。今回は、春を待つ気持ちを込めて「うぐいすもち」をご紹介。淡い黄緑とうぐいすきな粉の香ばしさが広がる和菓子です。梅の花を添えて、色彩の美しさも楽しんで♡


2/8〜2/12
二十四節気:立春(次候)
七十二候:黄鶯睍睆(うぐいすなく)


黄鶯睍睆(うぐいすなく)

山里では、うぐいすが鳴き始める頃。
うぐいすは、春告鳥といわれているそう。

うぐいすが鳴く頃、
少しずつ梅の花が咲き始め、
枝に止まっているうぐいすとの情景を
「梅に鶯」といい、
昔から春の兆しとして
描かれていたようです。

うぐいすの黄緑と梅のピンクは、
色相環だと
だいたい反対側にあたるので、
色彩的にメリハリが出て、
とっても素敵です。


今日の発酵美人こよみレシピは、
うぐいすもち。

1月下旬くらい〜3月下旬まで、
季節の食べ物とされていますので
ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです。

「梅に鶯」を表現しようと思い、
うぐいすもちの上に
梅の花をあしらってみました。

黄緑とピンクの色関係、、、
何も飾っていないより、
なんだか可愛いですよね♡

わたしの住む青森は、
まだまだ大雪で春は遠いですが、、、

発酵美人こよみレシピをはじめてから
季節を先取りで生きている、、
なんだか楽しいです( ´ ▽ ` )


【春を待つうぐいすもち】

ー材料ー 12個分
・白玉粉 100g
・水 200ml
・てんさい糖 大さじ3
※きび砂糖でもOK
・うぐいすきな粉
・あんこ 200g〜好きな量 
※砂糖そのものを使わないあんこも作れますがここでは割愛🙏


ー作り方ー
①バットにうぐいすきな粉を入れて準備(結構だまだましているので、できればふるっておくとgood)


②鍋に白玉粉を入れ、水を少しずつ入れ、木べらで混ぜながら白玉粉となじませる。(火はまだつけないよ)


③ここではじめて中火にかけ、混ぜ続ける。だんだん固くなってくるので、さらに練るように透明感が少し出てくるまで混ぜる。(段階的には早いです。1分とか)


④てんさい糖を3回くらいに分けて入れる。入れるたび分離したようになるけど、練り続けるともとに戻ります。



⑤おもちが熱いうちにバットに移し、うぐいすきな粉を中に練り込む感じで上下左右にたたむ



⑥おもちを12個に分け、あんこを中に入れてお団子を作る。



⑦コツは、おもちを平らに伸ばしていき(このとき真ん中は厚めに、周りを指で薄く広げるイメージ)あんこを乗せ、指で上下左右つまんでくっつけ、さらにくっついていない部分もつまんでとじ、ひっくり返して優しくくるくるっと手の中で整えると、あっという間にお団子のできあがり。


⑧仕上げに、茶こしでうぐいすきな粉をふるいかけて完成。


お鍋でおもち作ると
洗うの大変かもしれませんが、
お水に30分ひたしておくと、
するりと取れますので、
ご安心ください。

レンジで作る方法もありますが、
熱加減が調整できないところが
微妙だった、、、

季節を感じながら
丁寧にお食事を味わうって
とっても美しい、、、✨

七十二候に沿って
お料理をしていくと、
日本の美しい四季を
肌で感じることができます。

毎日ブログ57日目✨
今日もお読みくださりありがとうございます。



「食べることを大切にする事は、
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