HSP×INFJの私がやめたこと・始めたこと
HSPやINFJといった言葉を、聞いたことがある人は多いでしょう。
HSPとは人よりも刺激に敏感、繊細な気質を持った人、INFJとはMBTI診断で分かる性格の1つです。
今回は、どちらも持ったアラサーが、気づいたことや快適に過ごすためにやていること・やめたことをご紹介します。
HSPやINFJ、似たようなことで悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでください。
HSPとは人よりも感覚が過敏
HSPとはHighly Sensitive Personの略称で、人よりも生まれつき感受性が強く、敏感な気質をもった人のことです。
世界人口の15〜20%ほどがHSPと言われているため、5人に1人は繊細な性格を持っています。
どういった面で繊細なのか、敏感なのかは人にもよりますが、私の場合は以下のような特徴があります。
太陽の光や蛍光灯の白い光が苦手
大きな音に驚きやすい
匂いに敏感で体調を崩す場合がある
肌に当たる感触に敏感で、ニットやマフラーなどが苦手
連絡をする際に相手がどう受け取るかを考えすぎて時間がかかる
映画や小説、マンガなどで感動しやすい
不機嫌な人がいると自分に原因があると思い込む
その日の体調などにも影響されますが、常に上記のようなことが体や心にあらわれています。
INFJとは理想主義で感情豊かなタイプ
INFJとは16タイプ性格診断、MBTIの中の1つで、理想主義かつ感情豊かなタイプを指しています。
INFJは最も人口が少なく、全世界の1%未満とされています。
具体的な特徴としては、以下の通りです。
想像力が豊か
洞察力が高い
利他的
完璧主義
心を開くのに時間がかかる
打たれ弱い
実際に私も、完璧主義な傾向が強いほか、人に心を開くのに時間がかかります。
2つの特徴を見ると、HSPとINFJは内向的で想像力が豊かな面などが似ているとわかります。
いつ気づいたの?
それぞれの傾向を持ち合わせていることに気づいたのは、ここ5年ほど、つまり一般的にHSPやMBTIが浸透してきた頃です。
ネットやSNSでHSPやMBTIの記事を目にし、診断をやってみたのがきっかけです。
特にHSPに関しては、そういった気質があると知らなかったため、まずはどういったものかを知るところから始めました。
ネットでの診断のみですが、HSPの気質が強いため、自分はそういった人間なのだと理解し、現在に至ります。
実際にわかってやめたこと
HSPやINFJとわかって、私が実際にやめたことをご紹介します。
営業や接客の仕事
完璧主義
睡眠時間を犠牲にする
ニットやマフラーをすること
自分が悪いという思考
休日に予定を詰め込む
人に合わせようとしすぎないこと
無理に新しい交友関係を作ろうとすること
新卒の際は営業の仕事もしていましたが、人に何かを進めたり、数字を追いかけるプレッシャーに勝てませんでした。
それからは、営業の仕事とは関係のない仕事を選ぶようにしています。
また、完璧主義であろうとすることも、やめました。
すべてを完璧にやりたい!と考えるものの、できなかったことを想像して挑みすらしない…という性格でしたが、それでは人生損しているなと気づいてからは、とりあえず完璧にできるかは置いといて、やってみると決めています。
以前は、トラブルがあった際や怒っている人がいた時に、私のせいでは?とよく考えていました。
しかし、すべて自分が悪いという考えも、傲慢であると聞いてからは、他の人はどうだったかも考えるようにしています。
快適に過ごすために始めたこと
私は2つの診断から、特に内向的で感情型、1人の時間を大切にするタイプとわかりました。
そのため、周囲の環境によって自分がしんどくならないように、以下のようなことを始めてみました。
5分間の瞑想
読書
1日1回、1人だけで過ごす時間の確保
ゆっくりする日を作ること
ジャーナル
SNS離れ
積極的に人に頼る
HSPやINFJの人向きの記事などを読むと、真っ先におすすめされるのが、瞑想です。
本当に効果があるのか?と半信半疑でしたが、実際に始めてみるとかなり効果があるとわかりました。
リラックスするように呼吸を続けるため、集中力が上がるし、ザワザワしていた心が落ち着きます。
また、SNSに関して、私はSNSが大好きで、Instagramは今のような社会インフラとなるはるか昔から利用していました。
しかし、SNSの意見に対して意図せず自分の感情が引っ張られるとわかってからは、頻繁に見るのをやめました。(現在もアカウントはあるし、1日に数回は見ています!)
それでも、スマホを開く癖は抜けないので、スマホの小説アプリで読書するようにしています。
最後に
HSP×INFJの私は、全体を通して見ると、かなりマイノリティな人間です。
診断を受けるまでは、他の人と変わらないと思っていたため、気づく前までは生きづらさを感じていました。
現在は、どういう性格なのかが理解できたため、自分に合った生活を送るために、ひっそりと自分の力が及ぶ範囲で行っています。
今後も人と感覚が違うと悩むことが山ほどあると思いますが、その度に自分が無理をしていないか、周囲の人が快適に過ごせるか?を考えていこうと思います。