#26 「65才でツレとの出会い」話しちゃいます!
10年程前、学生時代の男友達に誘われた飲み会は 男ばかりの彼らの同窓会のようでした。
私が通ってた女子校と彼らが卒業した男子校は兄弟校だったこともあり、
その飲み会には 40年ぶりの知った顔もチラホラ。
懐かしい昔話に花咲いた。
ただ、後にツレとなる彼とは「はじめまして!」でした
私が知ってるのは やんちゃグループの男子ばかりで、
彼はマジメグループだったから接点ゼロだったんです。
その後
年に二回ほどの開かれる飲み会に参加して 数年後のある日、
学生時代には全く接点がなかった彼と、ひょんなことから一緒にハイキングに行くことになった。
元々 わたしは歩くのが好きで 一人で街歩きをよくしてたけど、
話しながらのハイキングは楽しくて、それから3ヶ月に一度ほど街歩きや山歩きをするようになりました。
10キロほど歩いた後は、居酒屋で乾杯!
飲み食いした後は「じゃーね、また連絡する」と駅で別れる。
それが今のツレ
そんなウォーキング友達が"連れ合い”になったのは、、、、
2000年の春 わたしの持病 躁うつ病のうつ症状が とても深く、1日中寝ていた時、そんな時は SNSにも全く投稿しないので、
心配したツレが 生存確認のようなメールをくれたの
状態を説明すると
「面倒みたるからウチにおいで」って。
コロナがニュースで取り上げられ、丁度 志村さんや岡江さんが亡くなられた頃。
得体の知れぬウィルスに不安だったし、コンビニのご飯にも飽きてたってことも重なり
せっかくのご厚意なので 受けることにしたんです。
ベッドに転がったまま トイレと食事の時以外 動けない私。
ツレは 仕事と三食を含む家事をしなければならず さぞかし大変だったと思う。
1ヶ月ほど寝込んだけれど、いつものように この病気の特性で、朝起きると 突然ウツ抜けちゃって、
治れば、自分の家に帰るのだろうと、お互いに思っていたはずなんだけど。
でも 「いつ帰るの?」 とも 聞かれず、「いつ帰ろうかな?」とも言わず、なんか居るのが当たり前のような感じになって 日が過ぎていった。
実は 私には遠距離の彼氏がいた。そしてツレにも遠距離の彼女がいた。
ただ コロナのせいで 行き来が出来なかったんです。
三ヶ月ほど 経ったある日
コロナで今まで来られなかったツレの彼女が来ると 連絡があったんです。。。。
私がこの部屋を退散する時が来たんだな
・・と思ってたら なんと 私の存在を電話で話してる風な気配・・
・・と 別れちゃった・・
ほな わたしの方も ケリつけなんと アカンなぁ~・・・ってワケで
私の方が メッセでサヨナラ。
付き合ってた年下の彼は カ~ッと ハロゲンヒーターみたいな人で、
少々 振り回されるのに 疲れてきていた。
引き換え ツレは ほわ~んとした 床暖みたいな暖かさのある人で、
トキメキ とか キュ~ン って感じはないんだけど
楽なんよねぇ
同じ歳って 老化のスピードが同じだから やっぱ 楽なんよねぇ
この先 ず~っと ほわ~っとした暖かさに包まれていたいと思ったわけです。
「結婚という形はとらないけれど、共に生きていこう」
などという言葉もなく
ほわ~っと楽しい毎日が 今も 続いてます。
ちゃんちゃん!
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この原稿を 音声配信 stand.fm で配信しています。
https://stand.fm/channels/616e0f56afa93b18fce1059f
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