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双極性障害の私が司法試験に合格する話(173)
テキストをじっくり読むのが、眠くて眠くてひたすら苦痛。それを言い訳に、テキストを読む復習をほとんど(全く)してこなかった。もはや、それをやらないってことは、復習をしてこなかったに等しいのだけれど。
身近な高学歴フレンドと話をし、「声に出して読んでたよ」と言う話を今までも何度も聞いてきてスルーしていたんだけど。よくやくおもたすぎる腰をよっこらせ。やってみた。
結果。すごおくよかった。これは私にあってるかもしれない。めちゃ楽しく集中できた。理由は、2つある。
1つめは、芝居の稽古みたいだということ。過去に野田秀樹という劇作家の芝居をやった時に、膨大なセリフを高速でいう稽古をしてた。高速で言うからセリフを思い出してる暇はない。もうマシンガンのようにセリフを頭に叩き込まないといけない。はじめはなかなかしんどいんだけど、人間って不思議なものでやれるようになるんですよね。野田秀樹の脚本使ってで主演をやった時なんか、セリフ量半端なかったんだけど、なんとか8割いけたもんな(2割残したのは、本番でセリフ何ページもすっ飛ばした罪があるので全部とは言えない理由から。笑)
2つめは、私は自分の声が好きだということ。自分の声で聞くとより良くて。いい声だなあなんて浸りながら、それをグルグル繰り返すので、なかなかいい。自分の声で録音した物語の朗読をここで販売したりもしてるんだけど、多分誰よりも聞き返してるのは私。録音まではしないけど、その瞬間に跳ね返る自分の声が結構いい。誰かに聞かせたいくらいに。笑
そんな2つの理由から、もしかしたら、この勉強法は結構自分に合ってるんじゃないかと思ってる。めちゃくちゃ嬉しい。
久しぶりに勉強を楽しくやれた1日だった。
それで興奮して眠れないので、睡眠薬飲んで落ち着けます。ちゃんと、夜には夜のようにおとなしくなってくれるとありがたいんだけど、無邪気な性格ゆえ、布団にこもってゲームに熱中する子供みたいにはしゃいでる。そんな感じなんだろう、私って。しかもお腹空いてきたりなんかして。
厄介だけど、今日は、いい収穫あったので、自分のこと労ってあげたいと思います。