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双極性障害の私が司法試験に合格する話(102)好奇心を味方につけて。
私のいいところは、何事にも好奇心旺盛で面白がれること。だけど、それを難しく感じた途端、好奇心が途端に消え去る。
何事に対しても中途半端だと客観的には思ってしまうけれど、主観的な言い訳をすれば、「面白くなくなったから」この一言に尽きる。(面白くないことを続けられるほど責任感は強くない。むしろ、面白くないことをやって不機嫌でいるより面白いことをして機嫌のいい自分でいる責任感を優先したい。)
だから、いろんなことを広く浅く触ってきて、深めたことってあまりない。「難しい=面白くない」この思考の癖がついてしまっているのが問題なんだと最近気づいた。
最近になってようやく、「難しい=面白くない」と思わないようになってきた。
「難しい=チャンス」
難しいことを乗り越えれば、私の好奇心がこの問題を面白がってさらに勉強が捗る。そう心から思えるようになり、難しいものが出てくると燃えてくる。
民法の抵当権の項目に入り、ずっと講義で「抵当権、抵当権、、」と言われるたびに意味不明だったのが、ようやく解消できそうだ!
なのに講義を聞いてもわからない。笑
燃えまくっている!
だけど、塾で言われているのは、「一部分が分からなくても全体像を把握して初めて分かったりするから、講義をどんどん前に進めること」
だから、わからないことは、わからない印をつけて、前へ行く。わからなすぎて、凹んで勉強が進まなかった少し前の自分から、少し抜けた。
わからないことを、難しいことを、怖がらないこと。わからないことの数が増えても慄かないこと。ひとつひとつ、潰していけばいい。
そんなふうに思えるのは、メンタルも安定している証拠だと思う。薬を飲み忘れると案の定ダメだけど、薬さえあれば、安定する。
勉強が楽しい。