双極性障害の私が司法試験に合格する話（24）ナルコレプシー。

　今日、病院で、「重度のナルコレプシーですね」と診断された。

　ナルコレプシーは、過眠症の分類で。私の場合は、眠たい感覚が来る前に気づいたら寝てるっていう感じ。とにかくいつも眠たいのが基本。昔、ラジオの番組で喋りながら突然寝たことがあって、おかしいなと思って病院に行った。

　いつも眠たいし気だるいけど、これで長年暮らしてきたから、病気だと言われて納得なような、これ病気なんですか？みたいな驚きもあり。

　モディオダールという薬が馬鹿みたいに高く、ゲンナリだけど。治せるもんなら、治したいし。前は、今んとこは、治らないって聞いていたから、じゃあ、どうしようもないじゃん！って思っていたし、薬の値段に治療断念したけど（検査も保険適用じゃなくて何万もかかったし！！！）今は少しおばばになって余裕があるので、治療に向き合ってみようと思う。

　どちらにせよ、双極性障害も、ナルコレプシーも、病気というか個性みたいなものだと思って付き合っていく。治っても治らなくてもどちらでもいい。逆に治ってしまったら寂しいかもしれない。これでやっと30年生きてきたのに、突然、躁鬱も眠気もなくなったら自分をまた見失いそうだ。やっと自分という点の光が見えてきたところなのに。笑

　でも自分のこと、知れるのは嬉しい。何かよくわからない苦しみの中で、1人で耐える生活だったけど。世の中には、同じような人がいるんだって知れて安心する。誰かが苦しんでそれを訴えてくれたおかげで、今、診断してもらえて治療ができるわけだから。ちょっとの違和感に気づいて、声を上げていくのって大事なことなのかもしれない。やたらと敏感で疲れる自分だけど、私はそういう役目をきっと持っているのかもな、と思う。（こう思えるのは、昨日仲良しさんとお話したからで、自主的に思うのは無理。仲良しさんありがと！）

　ほんと、私は人に恵まれております！

さて勉強モード！！！やる！！！

画像は、昨日背中に入れたサクヤン。トラディショナルの虎さん。

今日の60分アート。

塩見縄手を歩いて帰る学生たち。