
双極性障害の私が司法試験に合格する話(167)
この黒い手帳が私の話し相手。勉強に向かえなくなった時、向かえてる時でも、なんでもここに書き込む。というか話しかける。すると、不思議と何かメッセージが返ってくる。変なことを言っているようだけど実際そう。この手帳を通して、私が私という別人格に優しくアドバイスをしているような感じなんだと思う。友達と話すときは、友達に否定的なことはなるべく言わないし、その子の笑顔が見られるような言葉選びをする様に心がけるのに。対自分となると、それができない。できないから、この手帳が必要。私と私の交換日記のような物かな。
とにかくここに書けば、大抵のことは解決する。頭の中でぐるぐるさせるのが一番良くない。前に進まない。面倒だけど、紙に書くって本当に大事。いろんな人が進めることは大抵正しい。
もう今では、この手帳が手放せない。ふと不安になったときにすぐに書き込む。ちょっと出かける時もトイレに行く時も。必ず持ち歩く。
心が元気なときは、この手帳を忘れていることもある。だから、元気な日のページは、スカスカ。だけど元気じゃない日に言葉が溢れて、結局、元気な日のページも埋めることになるから、もう、この手帳は文字だらけ。
今日もかなり助けてもらってる。
さて、まだまだがんばろう。力は残ってる。