双極性障害の私が司法試験に合格する話(297)考えないで手を動かす。
朝寝坊。
朝の3時まで夜更かしをしてしまったから当然だ。壊れたスマホの写真をバックアップ録っておこうと、作業をしていたら・・・。昨年、富士山に登った時の写真や動画が出てきて、調子に乗って、動画を作成しました。たった3分ほどの動画作成に4時間近くかけてしまった。素材がめちゃくちゃ多くて記憶をたどって順番を並べ替えたり、音楽に合わせて写真がポンポン出るように長さ調整したり、字幕を入れたり。あっという間の4時間だった。めちゃくちゃ楽しくて。私、動画編集、好きなんだなって再確認。過集中を発揮しました。脳裏に、制作会社とかで働いたら楽しいだろうなとか思ったのだけど。これは趣味にとどめておいた方が多分いい。絵も芝居もそう。仕事にしたら窮屈になっちゃう。
朝寝坊したとはいえ、今日はとてもよく集中できた。先週の東京旅がかなり効いている気がする。先生に「問題を多く解くことが最優先」と、直接にシンプルに言っていただき、その言葉がズドンと心に響いた。いろんな勉強法ややることをピックアップしすぎて頭がいっぱいになっていた。それがすっきり晴れた。やっと動き出せるようになった感じ。とにかく、短答も、論文も問題を多く解く。今日は短答2時間半で50問解けた。考えたりはしない。わかる問題だけ解き、わからない問題は考えずにすぐに答えを見て、納得させる。論文も同じ。問題読んで5分だけ必要な条文引用したりだけして、あとは答えを見る。ひたすら声に出して読む。今までは、私、考える時間が長すぎたんだと思う。それでわからなくて、どんどん疲れてストレスが溜まっていく。だから、考える時間をとにかく減らして、多くの情報に触れることにした。納得した知識は自然と整理できるし、相関関係も自然と見えてくる。そういえば絵なんかもそう。「どうやったらうまく描けるか」考えていてはどんどん描けなくなっていく。とにかく、考えずに、手を動かす。そうしたら下手なりに景色が浮かんでくるし、違えば上から塗りつぶせばいい。
日常的に自分でやれていることをもっと勉強にも応用してみようと思う。手前みそだが、多分、勉強が進んできたからこそ気が付けることなのかもしれない。あんなに力みながら苦しみながら勉強していたのに、今日は、なんとなく肩の力を抜いて勉強できた。途中の睡魔も30分の昼寝でうまくかわせた。
頑張れた日の充実感は半端ない。今日は、よく頑張った。あとは、ベッドに六法を持ち込んで条文の素読しながら眠りにつこう。