双極性障害の私が司法試験に合格する話（330）薬の副作用について考える。
太ももの付け根の関節が、なんとなく痛い。
なぜか肩が外れそうな感じで、ちょっと痛い。
ペンの握りすぎか、右腕が痛い。
体中、苦しいまではいかない、微妙な痛みが繰り返し、どこかしらにある。バンテリンのクリームを塗ってみたり、サロンパスを貼って寝てみたり。スーッとするのが気持ちよく、しばらく痛みを忘れる。でもまた痛む。
なんだろう。以前、整形外科に行ってみてもらったけど、だいたい、異常なしなので今回もそんな感じだろう。
多分人より、痛みとかに敏感なんだと思う。だから、ちょっとしたことで鬱になって寝込んだりもするし、眠気に耐えられなかったりするんだろう。な、と勝手に解釈している。
でもそのおかげで、大きなけがや病気は、ほとんどない。敏感なのはありがたいと思うことにする。
ちょっと痛いとすぐに私は薬を飲むし、塗る。旅行にもたくさんの薬を持っていくし、自宅にも、持ち歩くカバンにも常にいろいろな症状に対応する薬を常備している。
薬の使用について、否定的な人もいるだろう。私はどちらかというとそういう環境で育ったように思う。「病は気から」と言われ、お腹痛いとか頭痛いとか訴えても、「気のせい」で済まされてきた。その結果なのかわからないけど、「気を病んだ」わけで。なんでも「気」のせいにしてきたから、「気」が限界を迎えたんじゃないかと思う。
だから、今は、「気」に一番、気をつかっている。体調が悪くなくても、「気」が弱音を吐くときは、休むようにするし、「気」を張った後も、休むようにする。そのために、信頼できるドクターのアドバイスを聞いて、薬を使う。薬を減らした方がいいと意見を言う人もいるけれど、今の私にとっては大事な装備。素手でタイムリーヒットをつかんだらケガをするからグローブを使うのと同じだ。カープが連勝してるから野球で例えたくなった。笑
薬を否定的に言う人の意見としては、副作用がのあるのかな？と思う。もちろん、わかっていて飲んでいるし、実際に、副作用はある。だけど、薬を飲まない副作用だってあると思う。長い痛みや苦しみ、我慢によるほかの部位への弊害。それらと比べてみて、どちらがいいかで、それぞれの人が自分で選択したらいいと思う。
もしかしたら、薬が原因で寿命が縮むかもしれない。でもいい。それが、私の寿命。痛みや苦しみに耐えながらの人生は１秒たりとも送りたくない。その先になにか報酬があることのためなら、耐える。今の私にとっては、勉強がそうかな。（でも苦しい感覚は最近なくなってきた。）
この先、年を重ねて、「若いときに薬を飲みすぎたせいで・・・」と思うことがあるかもしれない。いや、自分の生きてきた人生を後悔するような生き方はしない。だから、薬を使って、その代わりに、なにかを得ることが必要なんじゃないかなと思う。「今の私があるのは若いときにがんばったからで、そのために薬に頼った弊害が今、あるとしても、それを凌駕するものを得たのだから、ま、いっか」そう言える大人でありたいと、今の私は、思っている、というか、薬を使う理由を正当化しているだけなのだけど。
でも私の考える一番の薬の副作用は、献血ができないこと。私が処方してもらっている今の私にとって必需品の薬の成分は、献血ができない種類の薬なので。以前頻繁に、誰かのためにと通っていた献血ができない、それはつまり、誰かを見殺しにしている可能性があるということ。私の血液で救えた命が、救えないということ。それだけに、私が、今、自分を生きることは、誰かを犠牲にしているわけで。その誰かを差し置いて、私は生きている。だからこそ、一分一秒、無駄にはしてはいけないなと思う。献血をしないことで救えなかった命よりも、もっと多くの命を救えるような人間になるために今、自分の人生を生きないといけない。そんなプレッシャーという副作用、なんじゃないかなと。壮大な話になってしまったけれど、本当にそう思ってる。
こんなことを書いている間に、過去問１，２問解けたかもしれないけれど・・・。
さすがに、7問書くと手が激痛。今日もサロンパスの餌食になります。あとは、スマホによって、無計画に時間が奪われることがないのがいい。すごく、気持ちのいい疲労感。眠れないなと思いながら、ベッドに横たわっていた数日前の私はどこへ？という感じ。
もっと言えば、これをデフォルトにしたい。超頑張った感覚があるけれど、これをデフォルト！いけるはず。そのためにも、休養は大事。明日は、週に2回の半日休みなので、手をゆっくり休めます。
なんか、ハイになって、すごく語っちゃったよ。。