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双極性障害の私が司法試験に合格する話(77)人と話すのは好きだけど伝えるのは苦手。
人と喋るのは好きだけど、伝えるのは苦手。
そんな事に今になって気づく。
ただ話すだけは、伝わらなくてもいいおしゃべり、という自己満足。
それが「伝達」という使命が伴うことによって相手や第三者への責任が伴い、途端に苦手なことになる。
(責任あることが嫌だって最悪やな。笑)
伝達はそれなりのスキルが伴う。それなのに、あまり努力をしてこなかった。むしろ、私は話す仕事をしてきた。だから伝えることは得意なんだと勘違いしてた!
今、普通の社会(なんと言ったら良いのか...)で仕事をするようになって、自分の伝達スキルがとても低いことにようやく気づいた。
思い返してみたら、タレントとしてテレビに出ていた時も、大事なことは、テロップで出るし、言い逃したことは、アナウンサーがフォローをしてくれていた。
私はただ、ニコニコしていれば許された身で、私の(あると思っていた)伝達スキルを評価されていたのではなかったというわけで。恥ずかしい。凄い勘違いしてた。
だから、人前で喋る仕事をしていたくせに、とんでもなく緊張するし、すごくストレスに感じる。うまくいかない事は、他人のせいにし、厳しい言葉をくれた人をただ厳しいだけの人なんだって思って指摘を聞いたようなふりしてた。いや、聞いてなかった。
だけど。文章を書くのは、好き。それは書くのは、って事。伝えることは別。伝わらなくてもいいから書いているのが私の多くの文章。自分がわかればいいだけのことだから。
LGBTのコラムは、新聞の読者に伝わるように書かなきゃいけないし、今勉強している、司法試験の論文問題もそう。誰がみても伝わる文章を書かなければいけない。
でも、塾のおかげで、型は身につきそう。伝えるということの基本を学んでるところ。
話すのは、まだ時間かかりそうだけど、ひとまず、書いて伝えることは、5年以内に身につく。
楽しみ。