双極性障害の私が司法試験に合格する話(320)楽しむという宿題。

楽しむことをもっと、がんばってみよか。

昨夜、note友達(母ほどの年上の先輩なのですが勝手ながらお友達と呼ばせていただきます。)のミニチュアちいさんから、「これ、読んでみて。比べるというのは若いから仕方ないことだけどね。でも、こういう気構えがあると変わるかもよ。」とメールをいただきました。

このタイトルだけ、見た時は、「いや、そうなんだけどさ・・・」という気持ちだったのが本音。いろいろな本を読んでも、成功者の言葉を聞いても「楽しむのが一番」という。だけど、勉強は違う。塾でも「勉強は楽しいものじゃない」と言われてきた。だかた、勉強と楽しむことは、分けて考えることにしていた。だけど、ちいさんの送ってくださった記事なのだから、なにかあるんだろうと、迷わず、開いた。

ちいさんのnoteからは、しなやかな強さを感じる。つつましやかさのなかに、パッとした華やかな光のようなものを感じる。まさに、自分もこんな大人になりたい、こんな言葉を発することができる人になりたいと思っている。

読んでよかった。「楽しむ」ということに蓋をしていたけれど、今の私の求めていた答えがここにあるのかもしれないと思った。なにか道が開けた気がする。

塾の先輩方や司法試験合格者の話を聞くと、「苦しいのが当たり前」という言葉が大多数だ。だから、自分も苦しむ方に苦しむ方に自分を痛めつけてきた。だけど、なにか違うとずっと思ってきた。

もしかしたら「楽しむ」ということを考えたら、試験合格のゴールまでは遠回りかもしれない。でも、私の人生は、試験合格がゴールじゃない。今を生きることの方がずっと大事だ。そして、今が楽しいことの方がずっと大事だ。

塾で、唯一、「勉強が楽しかったからがんばれた」という人がいた。すでに苦しみの呪文にかかった私は、その先輩の言葉を聞かなかった。この人と私はまったく別。違う世界の話だと思ってしまっていた。

楽しもう。楽しむことをもっと考えよう。自分は何が楽しいか。

知らなかっとことを知ること。できなかったことができるようになること。自分の世界が広がって、見えなかったものが見えるようになり、考えたこともないことを考えられるようになること。世界を旅するのが好きだ。法律という広い広い世界を旅するように、もっと、持ち前の好奇心を存分に発揮して、勉強、いや、楽しいことをしよう。

大きなヒントを、ありがとう、名倉さん。

そして、いつも見守ってくれて、ありがとう、ちいさん。

私、楽しみます!

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