双極性障害の私が司法試験に合格する話(347)勉強に集中できない理由を探る。
朝から、ダメだった。
勉強しながら、頭の中で、「やりたくない、やりたくない、やりたくない」その繰り返し。これを無視して勉強を続けて、勉強の波に乗れたらいいのだけれど、今日はダメだった。
まだ今日は終わっていない。今からでもやり直せる。勉強机のライトをつけたまま、ベッドに寝そべっている。
昨日は、鬱明けだったけど、9時間集中できた。だんだん、8時間、9時間、集中するのもデフォルトになってきてはいるが、こうやってダメな日もある。特に休日を設けていないので、ダメな日に休むことにしている。
今日、休みにしていいのか、そんなことを朝から迷って一日が終わりに差し掛かる。いけない。
思い切って、休みにしよう!どうして今日、できなかったのか、考える時間にしよう。
感覚としてはすごく不思議だ。
勉強はしたい。1番したいことだし、むしろ、したいことはそれしかない。それなのに、やりだすと、途端に身体が横になりたがる。何もしたくない。逃げたい。勉強したくない。そんな気持ちになる。本当によくわからない。
今日は特に苦手な科目で、わからない項目の連続だったからかもしれない。一度置いておいて、後回しにして、繰り返しやればわかるようになる、そう自分に言い聞かせるも、失敗。頑固な自分を、自分自身でコントロールできない。一度、ダメって思ったらもうダメだ、立て直せない。
でも、この自分の気持ちを無視するのは良くないんじゃないかとも思う。そんな自分の機嫌を受け入れて、しっかり休ませてあげる。そして、やりたくなるのを待つ。それでいいのかな。そうやってやっていこう。自分のペース。
ふと思い出す。
なんでもそうだった、私って。好きなものを突然嫌いになったり、楽しいことが突然怖くなったり、嬉しいはずなのに突然悲しくなったり、何事に対しても、コロコロ感情が変わる。それに振り回されて、人間関係をぐちゃぐちゃにしたり、仕事を失ったり、大事なものを捨ててしまったり、そんなことを繰り返してきた。そうなる本質がなんなのか。今考えてみたんだけれど。
依存することに対する恐怖心なのかな?と思ったりしてる。
何かいいものを見つけてもそれに依存するのが嫌だから、浅くしか関わらない。だから、好きかもしれないものも山ほど、手をつけずに見送ってきた気がするし、いざ、没頭しそうになったら、手放しちゃったりして。
もしかしたら、今、勉強が、依存の対象になっていて、それが怖くて、逃げ回っているんじゃないかという気がしてきた。
あくまで、一つの考えとして。そうだとしたら、いい傾向なのかもしれない。私が目指す時間は並大抵の努力じゃ受からない。しかも、私のレベルでは到底難しい。ただの努力ではダメで、依存症レベルで勉強をしなければと、思っていたし。
なーんて、こじつけてみたりもするんだけれど。こんな時間あるなら、論文問題一問解けるじゃないかと思ってしまうが。今日は、いや、今は、ボーッとさせてもらう。
結局、集中できない理由には、たどり着けないまま。時間が過ぎる。寝る。