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双極性障害の私が司法試験に合格する話(255)追い詰めてみる。
2023年が始まり、数日。正月は気合を入れて挑んだものの、どうしようかというくらいに寝正月をしてしまった。
だけど、知り合いの弁護士さんのインスタの投稿で「勉強しない日があってはならないし、その気持ちでやらないなら、早く辞めてしまった方がいい」と書いてあり、背筋がシャンとした。勉強しないなら、土俵に立つ権利もないのだなと思わされた。一人で戦っているように見えて、実は多くの受験生が毎日、毎日戦っている。中には睡眠時間を削って、猛烈な勢いで前に進めている人もいて、もともと成績のいいような人がそうだったりするので。私なんて底辺の底辺からスタートしているわけだから、こんなことではいけないと思った。
そして、たまたま見た映画で、勉強に少し怠けていた主人公にビンタした母親の「私、気分で仕事なんてしてない。どんな時も毎日店を開けてる。」というセリフ。これもかなり響いた。
双極性障害だからというのもあり、体調の悪い日や気分の乗らない日は無理をしないと思っていたけれど。もうそろそろ、双極性障害は落ち着いてきたのだし、少しくらい無理をしたって大丈夫だろう。
無理を当たり前にして、もっと無理をできるようにする。
女優を志して、芸能事務所に入った時、事務所の社長に毎日言われていたことを思い出す。「無理をできる体を作りなさい。」今更、この言葉の意味がわかる。決して、無理をしろ、と言ってるんじゃない。無理できる体を作って、無理を無理じゃない状態にしろ、ということだ。
双極性障害を持つ自分ができる、無理できる体づくりをして、そして前に進む。
今年は、こうする。
「無理できる体づくりをする」
弁護士になれば激務だ。私は弁護士になってしっかりお金を稼いで、そのお金で女優の趣味をまっとうしたい。そして、今散々、高所得者の払ってくれた税金にお世話になっている。次は、私が、しっかり税金を納める立場になりたい。
肝は今年だ。必ず、今年の短刀式試験を突破し、論文試験も戦えるレベルに持っていく。なんなら、今年、予備試験合格のつもりで頑張ろう。