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双極性障害の私が司法試験に合格する話(143)

スキーに行ってきた。
 
朝早く起きて5:30に迎えが来た。去年から初めて今年で2年目。あんなにリフトに乗るのが怖かったのに。滑り降りるのが怖かったのに。今じゃ、みんなを置いて一人でぶっ飛ばす。
 
滑っているときは転ばない。危険回避もうまくできる。それがなぜか、普通に歩いている時や、リフト待ちで謎にコケる。これが私だ。いかにも私っぽい。止まると途端にダメになる。何をやっても私はこうなのだから。走るときは走って。止まったら、休憩だと思って、そばにいる人に助けて貰えばいい。そういうのを受け入れていかないとな。
 
昨日のルーブル美術館に展示しないかという謎の会社からの誘いの話を、スキーに一緒にいった仲間にすると、めちゃくちゃ叱られた。「今、司法試験目指してるんじゃないの?画家になりたいの?どっちなの?はっきりさせたら?どっちの世界も両方やってうまくいくような甘い世界じゃないよ」

私「司法試験に受かりたい。それが一番。」
 
はっきりと自分で言った。やっぱり私は、司法試験に受かりたい。理由なんて置いといて、ただ私は司法試験に受かりたい。絵は趣味だし、ただの息抜き。勉強できたご褒美に置いておく。 
 
迷いから覚めた感じ。今日は零下でよく冷えた。それも効いたかもしれない。とにかく目が覚めた。
 
仲間にお願いした。「たまにこうやって迷いだすから、また強く言ってほしい。」
 
昼ごはん食べてウトウトしてたら、またキツく言われた。「スキーなんかやってる場合じゃないだろ」
 
待って、今日はスキーしようよ...

2時間ほどだけど帰ってめちゃくちゃ勉強した。今日はよく寝れそう。とはいえまだ睡眠薬は手放せなさそう。

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