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双極性障害の私が司法試験に合格する話(174)

朝、15分の散歩を始めてすこぶる調子がいい。別に散歩が気持ちいいわけじゃない。だから、家を出るのは正直億劫。だけど、それよりも得るものがある。日中の訳の分からない不安感に襲われたり、謎のハイテンションに振り回されたりすることが減ったような気がしてる。別に躁鬱とまでは言えなくても、1日の中での大きな気分の浮き沈みには結構苦しめられる。それがなくなったんだから私的には嘘みたいな話だ。まだ、始めて2週間も経っていないし、そんなんじゃ、躁鬱に効いてるかどうかなんてわかりやしないけれど、なんとなくこれはいいという直感を握りしめてる。

勉強に関しても少しずつ、こんな自分を受け入れられるようになった。いつ受かるかなんてわからない。人がいうような計画を立ててそれに沿って行動するとかそういうことは無理なのだから。毎日やれる最低のノルマを確実にこなしていくだけ。よくサボるしよく居眠りするけれど、それでもやらないよりはいい。2023年に予備試験に合格することだけを日々唱えながら、毎日のノルマをこなす。これが正しい道かなんて、合格してみなきゃわからないから、もうこれは、黙ってやるしかないと思ってる。

ある意味諦め。ある意味受け入れ。自分にやれることが見えてきた。頑張らずにやれるやれることが見えてきた。下手にここで頑張らずに、ここまでできるようになったことをテンポ良く続けていく方法を選ぶ。早く合格しようと焦って、またできないノルマをこなそうとするのはやめようと思う。鬱で倒れてる方がよほど時間がもったいない。どうせ鬱で寝込むわけだけど、寝込んでしんどくなる分、そうじゃない日々は、気持ちよく暮らしたい。

今日も程よくサボりながら、勉強できました。いい感じです。

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