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双極性障害の私が司法試験に合格する話(56)着地点を確認。

ワクチンの副反応からなんとか抜け出し、平常通りの体調不良に戻った。

「ちょっとなんかしんどいな」が私のデフォルトで、「めっちゃ調子いい!」は「なんもできない」の危険信号だから。今はいい状態。

ちょっとなんとなく頭が痛いし、身体もだるい。気力がない。それが平常運転の私。

朝は、講義を聞くのをやめて、論文答練をやった。ここのところ、ワクチンの副反応でうなされて、また、よくわからない不安に襲われて身体がガチガチだった。その時に気になっていた「どこに向かって走っているのかわからない」という不安をなんとかするために、予備試験・司法試験で最重要関門の論文試験を試してみることにした。

もちろん、まだまだ書けるわけがなく。だけど、前にちらっと見た時は、答えをパッと見るだけで吐き気がするほどだったのに、文章がどのように構成されているのかが見えるようになってきた。

昨日のカープ対阪神戦。
9回の表、
カープ6点、阪神4点、
ランナー二塁三塁、
4番大山がバッターボックスに立つ、
ピッチャーは栗林。

この情報を見て、どんな試合展開が予想されるのかがパッと閃くようになった最近の喜びと似てる。

脱線したけど。
同じものを見てるのに、かつて見えなかったものが見えるようになった時に成長の喜びを感じる。

この感覚がないと勉強はしんどい。
司法試験、まだまだ道のりは長いけど、今朝は、成長の喜びを忘れたくなく書き記しておく。

広島に来たおかげでやたらカープ戦が気になるようになり、県民全体の野球知識が格段に高い広島の人たちと交流すると、自然に野球の知識も身につく。

環境って大事。

昨日も、職場で、弁護士が、電話で誰かと、
「それは悪意の第三者だから〜」
と言っていて。
その一言で事件の背景が垣間見れたりするのは楽しく。私にとって、職場環境もとてもいいなと思った。

裁判所に提出する資料の作成なんかで、弁護士から指示を受けて文章を書くことがあるけれど、その書き方も、塾で習う答案の書き方と変わらない。

いろんなところで少しずつ成長させてもらえていることを今朝実感した。

大丈夫、進んでる。

暗闇をゴールとは違う方向に歩いているような不安で足がすくんだりもするけれど。どの方向に進んでも、今の私の環境は、必ず司法試験合格にたどり着くはず。

だから歩くのをやめないことが大事だなと。思った。 

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