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双極性障害の私が司法試験に合格する話(95)最高のタイミングで届いた贈り物。

少し遠くに住む大好きな友人から突然贈り物が届いた。

中にはパスタ、パスタソース、お菓子、味噌汁・・・いわば、お母ちゃんからの仕送りみたいなラインナップ。別に特別な何かじゃない。だけど、泣くほどうれしかった。タイミングが最高だった。

ちょうど、電子レンジと冷蔵庫を買った翌日に届いたので、友人は私の生活を見ていたのか?!と思ってびっくりした。嬉しすぎて嬉しすぎて、同封されてた手紙は、試験範囲の暗記事項を壁に貼ってるのと同じように、隣に並べて貼った。

だって1日前まで、うちには、電子レンジと冷凍庫付きの冷蔵庫がなかったから。少し前に届いてたら、パスタ茹でられないし、ソース温められないし、正直困ってたと思う。贈り物って、内容も大事だけど、その喜びをさらにプラスにするか、逆にマイナスにするかは、タイミングにかかってるよなって思った。内容にはお金をかけられるけど、タイミングはそうはいかない。もうそれは、何と言ったらいいかわからない。友人はそもそも昔から、いつもみんなに何か、贈り物をする子だった。たぶん、このタイミングってのは、もう才能なんだと思う。私には絶対マネできない。(友人に一度、お礼で、楽天でお菓子を買ってそのままネット経由で送ったはずなのに、送り先の入力ミスってて、うちに届いた、っていう。私には贈り物の才能はない。才能以前の問題か)

2年前くらいに離婚して、一人暮らしを始めてから、お金がなくて。

アパートの隣がコンビニだし、お金もないし家電は我慢して、とりあえずコンビニ駆け込めばいいわってことで、ほんとに、最低限の、ビジネスホテルとかにあるちっちゃい冷蔵庫みたいなやつだけ買った。

電子レンジもないし、洗濯機も、冷凍庫もないし、テレビもない。(ぶら下がり健康器が謎にあるけど。朝、起きてぶら下がるの、大事なルーティンだから。)

そんな生活をずっとしてたんだけど、ちょっとお金もたまったので、思い切って、冷凍庫付きの冷蔵庫と電子レンジを買った。そのタイミングに、贈り物ですよ!本当にすばらしい友人です。何回でもいう。最高。

この友人にお礼をするのは、司法試験に受かってから。と自分で勝手に決めた。合格後の楽しみにとっておく。

最近、めちゃくちゃモチベーション高まってる。絵を描くセットも片づけた。ルノワールの模写が途中だけど。それを書く手の筋肉を論文対策の方で消耗したい。自分の力にも時間にも限りがあるので。最近はそんな感じ。

多分、「勉強を軌道に乗せられた私へのご褒美をください」という私の無意識の感情が、友人に届いたんだと思う。(なんでも自分の手柄にしようとする)

さて、勉強に戻ろう。

ありがとう、友人!

だいすき。




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