「共に」が健康の源①
大学は栄養学部を受験しました。小論文の課題は「人が健康に生活するには、どんな食事が良いか」みたいな感じだった…かな。(ん十年前の記憶なので定かではないけど。)
一般的に「健康を維持するためには、栄養バランスが云々」と書くのだろうけど、私は「それよりも何よりも、団欒(対話、会話)しながら食事をすることが最も重要です!」みたいなことを書いた気がします。…よく合格したなぁ。
ん十年後の現在縁あって、主任介護支援専門員として、在宅介護マネジメントをしています。多くの高齢者が「低栄養」です。なぜ、低栄養が多いのかー多くの高齢者が「独りで食べても美味しくない、食べたくない」とおっしゃいます。つまり「孤食」が関係しているのです。
「個食」は自分のライフスタイルに合わせて、意図的に独りで食べることなので、自分の意思が働いています。しかし「孤食」は、自分の意思とは関係なく独りで食事をすることなので、人によっては、かなりの孤独感を感じると思います。そして、この「孤食」は、高齢者に限ったことではなく、子どもたちの心身発達にも影響があると言われています。
この事から「心身の健康を維持するには、孤立感や孤独感を感じない生活や環境作り」が大切な要素になっていると言えます。
※今回の記事は2回に分けます。
写真掲載も次回にします!
………続く