図書館のおはなし会がたのしい今日この頃
引っ越した先の図書館が、明るくて、絵本の選書が充実していて、とても居心地がよい。
そして何より嬉しいのは、4歳長男が、図書館のお話し会を楽しめるようになったこと。
「今から何かが始まるぞ」という雰囲気が苦手な彼は、イベントごとや、読みきかせ会のような改まった場が苦手で、いままでは空気感を察知して絶対にその場に足を踏み入れようとしなかった。
ところが、彼自身の育ちと、保育園でみんなと絵本やお話を読んでもらう経験が積み重なったからか、理由はきっといろいろあれど、この度晴れて参加できるようになったのだ。
私たち親子のあたらしい図書館の楽しみ方。
土曜日も夫の勤務日になったので、母子3人、ようちえんのない土曜日は決まって図書館へ通い詰めている。
はじめて行った日、図書館で絵本を選んでいると、「これからお話し会やりますのでよかったら」と司書さんが声をかけてくれた。
私は参加してみたいな、と思っていたけれど、息子は果たしてどう思っているのかな?と待っていると、自分から「絵本読んでくれるって言ってたねぇ、いってみたい!」との反応が。
先日は、図書館のフィルム映画祭ということで、16ミリフィルムの映画上映会があり、チャップリンとミッキーマウスの映画をみた。
なかなかできない貴重な経験。
まだ映画館で映画を見たことのない長男、映画デビュー!
チャップリンの無声映画は、大人が追いかけっこしている姿を見て大笑い。
ミッキーマウスの映画は、エンドロールが終わると誰よりも早く拍手をした息子。
そんな反応するんだな、と面白かった。
絵本、素話、お話し会。
私自身、ずっと興味のあるジャンル。
思わぬ形で、楽しませてもらっている。
もっと深く、学びたいなぁ。
家庭文庫、絵本屋さん、本のあるあそびば作りへの夢が、ぷくりぷくりと膨らんでいく。