凪2 いつかのわたしの言葉たち
とっても凪いでるはずなのに
とっても冷たくそっけなくて
びっくり
私、我慢してる?
いつかのちいさなわたしは
それをなくすことにしたの
それをこわすことにしたの
ないものはかんじない
とてもこうみょうに
とてもせんさいで
うしなったものがなんなのかもわからない
それは
ときどきとおくで
ふとまたたいて
わたしをはっとさせる
自分が我慢しているのかとかそれさえも
よくわかんない
だってちっとも感じなかった
身体は正直
肩と背中にぐりぐりってまた
軽さを知ったから
だから些細な違和感を感じる程度のものだけど
かつてのぐりぐり根をはったそれとはちがう
そして思ったこと。
うれしいって気持ちも
うれしいって表情も
そのままの方が
気持ちいいってこと
わたしはずっと思ってた
私がうれしそうなの見たら
嫌な思いするかなとか
ずっとそうやって小さい時から
嬉しいや楽しいの気持ちを
つぶしたりつぶされたり、
顔色を見てはつぶしてきたから。
(ここは注釈)
⚪︎母からは、アル中の夫。大変な思いしてるのに、離婚しようと思ったときには、身籠ったあんたがいた。そのせいでこんなにたいへんなのに、何にこにこしてんのよって類⚪︎
だからいつも怖かった
安心も安全もなかった
でもそれ逆だね。
うれしそうなの見たらうれしく思う。
幸せそうなのは幸せな気持ちになる。
そのままの方が気持ちいい。
私
まだよく自分の感じてることに
触れることができないけれど
それでも
私は紛れもないそのままの姿や思いが
とても好きなのだな。
そして
いつも自分自身もそうありたいと思ってる。
今
振り返れるほどに自由だよ- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-