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37.絵本選びに迷ったら ~自分本位で楽しむ~

私は、子供が産まれてから毎日絵本を読む生活になった。
10.楽しいと思う気持ち ~絵本~」でも書いたとおり、それが自然であり、何も疑問に思ったことはない。

子育てに関する情報で、
「絵本をもっと読みましょう」
「絵本を読まなければというプレッシャーに苦しまないで」
などという言葉を見て、そんなにハードルが高いものなのかと驚く。

なので、もし絵本を読むことを苦しんでいる人がいたら、もう少し自分本位で良いのではないかと思い、私が絵本を読む生活になった経緯が参考になれば幸いです。

【ステップ1】
とりあえず「こどものとも」からデビュー

私はここから絵本の扉が開いた。
図書館の人から勧められた理由として、「お手頃価格で毎月新刊が出るし内容も良いですよ」ということだった。
そのとおりだった。
何から読んだら良いかわからない場合は、「こどものとも」の年齢に合った絵本からデビューするのは良いと思う。本屋さんでも売ってるので、初めから定期購読はちょっとしんどいと思う方にも手が出しやすい。
最初は、借りるよりも買って、その一冊を大事に読むのがおすすめ。

【ステップ2】
子供の好きなものがテーマの絵本を選ぶ

これはまさに親ならではの“選書”というもので、うちの子は消防車が好きだったので、ベストセラーでなくても、自分が好きなテイストの消防車の絵本を選んでどハマりだった。
ここで、選ぶ楽しさを感じると、その後も絵本選びが楽しくなる。

【ステップ3】
好きな絵本作家さんの他の作品も読んでみる

なんとなく好きな絵本作家さんが出てきたら、図書館で検索してその作家さんの他の作品も読んでみる。
そうすると、作家さん軸で世界が広がっていき、子供の興味に偏らず絵本選びができる。

【ステップ4】
ロングセラーと言われる絵本を読んでみる

ロングセラーの絵本はやはり、読み応えがある。高価なものが多いので、買うのに抵抗があれば図書館で借りたら良いと思う。

・・・・・・

ここまでくれば、あとはなんとなく生活に絵本があるのでは?
とにかくものすごい数なので、興味を持ったら追いきれない。

だから、買って何度も読む本、借りて一期一会になる本と、そのバランスは読みながら探っていく。

今は、定期購読を取り入れているが、これは良いか悪いか、まだ模索中。
毎月一冊とはいえ、送料もかかるから絵本だけなら割高。ただ、その他の読み物もあったりと、付加価値もある。
見栄えの良い絵本が並ぶのはインテリアとしても良いし…と、やめ時が分からない。
なので、安易に始めない方がいい。

絵本は読み聞かせるのではなく、自分が欲する絵本を探してみると、絵本との付き合い方が見えてくると思います。

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