わたしの特別な朝食
あなたにとって、特別な朝食とは何だろうか?
「おしゃれなカフェでのプレート」
「ちょっといいパン屋さんのパン」
「いやいや、断然和食派」
「そもそも食べない…」
人によって様々だろう。
わたしは「旦那が作る朝食」である。
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「朝やで、起きて」
旦那の声で目が覚める。
眠い目をこすりながらリビングに行くと、テーブルの上には旦那が作った朝食が並んでいる。
朝食といっても、
・食パンを焼いたもの(たまにちょっといい食パン)
・ふたりで選んだお気に入りのジャム
・ハムエッグ
・プレーンヨーグルト
・牛乳
・たまにスープ
こんな感じである。
奇をてらったものではなく、むしろ普通すぎるメニューだ。
でもわたしにとっては「特別」なのだ。
***
普段ご飯は基本わたしが作る。
旦那は手伝うか、料理をするわたしを見ているか、仕事をして待っているか。
だいたいそんな感じ。
そんな彼が、1日の始まりに朝食を作ってくれる。
その行為がわたしにとっては特別で、とても嬉しいのだ。
たとえ簡単なものであっても、誰かが作ったご飯は格別に美味しい。
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一緒に食べる時間もまた、わたしにとって特別だ。
「朝食は必ず一緒に食べること」
夫婦のルールのひとつである。
1日の始まりを共有する時間がわたしは好きだ。
夫婦である意味を感じるし、自然と活力がわく。
「トーストの焼き加減いい感じやろ」
「今日のハムエッグは黄身の硬さが完璧やで」
そんな風に自慢げに話す旦那も可愛い。
朝からほのぼのする。
***
わたしにとって、
「旦那が作る朝食を、旦那と食べること」は圧倒的優勝だ。
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今、家で過ごすことも増え、テレワーク等も広く浸透している。
家族と過ごす時間、同棲している彼や彼女と過ごす時間が増えたのではないだろうか。
「通勤時間がなくなったから、朝ゆっくり寝られる」
そんな人もいるかもしれない。
そこでぜひ、朝食を一緒に食べる時間を大事にしてみてほしい。
いつもご飯を作ってくれる妻に、簡単な朝ごはんを作ってあげるのもいい。
一人暮らしの人は、「zoom飲み」があるように「zoom朝ごはん」でもいいだろう。
1日の始まりに、朝食というスイッチを入れる習慣をつけることを強く勧めたい。
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