私がラブグラフを知ってから、ラブグラファーになるまでの話
こんにちは!この度、関東ラブグラファーとしてジョインすることになりました。「あやち/木村彩華」です!
育児と仕事を両立させながら10ヶ月ほど、ラブグラファーとして活躍するえーちんさん、ともやさんが主催する『のちハレサロン』にて研修を重ねてきました。おふたりの厳しくも的確なアドバイスと、「写真が楽しい」という原点を思い出させてくれる働きかけのおかげで、私はようやくスタートラインに立つことができます。
また、撮影に協力してくださったゲストの皆様には心から感謝いたします。皆様の喜びの声と笑顔があったからこそ、今の私があると言っても過言ではありません。これからも「この人生でよかった」と思える人を増やすために、思わず見返したくなる写真をたくさん撮っていきます!よろしくお願いします。
さて、節目となる今回、写真に魅力を感じたきっかけと、私が写真に感じる可能性と込める思いについてたくさんの人に伝えたいと思い、noteを書いています。少々長くはなりますが、私のことを知っている人はもちろん、私のことを知らない人、撮影を依頼しようか迷っている人、ラブグラフに興味がある人も、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ラブグラフを知ったきっかけ
私がラブグラフを知ったのは、今から3年前。インスタか何かで偶然広告を見つけたことがきっかけです。当時恋人だった旦那に「これやりたい!」と何気なく伝えたところ、私の誕生日にサプライズでラブグラフを用意してくれました。大雨で2度延期になり、結局撮影したのは誕生日から2ヶ月後の8月ですが(笑)
いただいた写真に写る自分たちは本当に幸せそうで、何度も何度も写真を見返しました。生まれてはじめて自分で写真盾を買って、部屋に写真を飾ったことを覚えています。これが、ラブグラフとの最初の出会いです。
一度ラブグラフを体験してから、大袈裟ではなく私の人生観が変わった気がします。それまで写真に写ること、写真を残すことに関心があまりなかった私ですが、「大切な人と自分の人生を、もっと写真に残したい」と思うようになりました。
”今しかない瞬間”を残した2度目のラブグラフ
2020年12月には2度目のラブグラフを体験しました。お腹に娘がいるときのマタニティフォトです。ふうふでファンのあらまことさんに撮ってもらった写真は、本当に美しくて。ふうふふたりの時間、いや、家族3人の時間を、幻想的に残していただきました。なんでもない日が物語になるとは、まさにこのことです。
2度目のラブグラフを体験したとき、私の中にはある変化がありました。ただ「自分の日常を写真に残していく」だけでなく、「人の記憶に残り続ける写真を撮り、価値ある体験を提供する側になりたい」と思うようになったのです。
「ラブグラファーになれたら」
私がそう思った、最初のときでした。
ラブグラフキャンプVol.7への参加が転機に
「ラブグラファーになれたら」と思いつつ、実際になるのは夢のまた夢だと思っていました。カメラはやっとマニュアルで撮れるくらいだし、レタッチだって思うようにできない。半ば諦めモードの中、見つけたのが「ラブグラフキャンプ」です。
「ラブグラフキャンプ」とは、2日間の集中プログラムでカメラのスキルを高め、ラブグラファーを目指そうという趣旨のイベント。当時産後2ヶ月だったため一度は見送ったキャンプでしたが、やっぱり諦めたくないと、参加を決めました。
キャンプを通して大切な仲間にも出会うことができました。何より写真は努力すれば上手くなっていくものだということがわかったことは、大きな収穫です。キャンプの中では実践型の研修もあり、私は写真を撮ること、私の写真で誰かが喜んでくれることが本当に好きなんだと思いました。
班の講師を担当してくれたひろこさんには感謝しかありません。
「もっと写真が上手くなって、幸せな瞬間をたくさん与えられる側になりたい」
「写真を通して全ての人の人生は素晴らしいということを伝えていきたい」
そう思い、えーちんさん、ともやさんの元で本格的に学ぶことにしました。
私が写真に感じている可能性
ラブグラファーになるために学んでいるとき、3度目のラブグラフを体験しました。娘が無事産まれたことと、広い家に引っ越した記念です。
この日はアメリーさんに撮っていただきました。優しい色味と自然な瞬間を残す視点が、本当に素敵です。
前回のラブグラフから半年以上経っていましたが、そんな気はせず、時の流れは早いなと感じました。家事に育児に仕事に、目まぐるしかった毎日でしたが、撮影中は時間がゆっくり流れていたような気がします。
これまで撮っていただいたラブグラフの写真全てに共通することではありますが、アメリーさんに撮ってもらった写真は特に見ていると涙が出てきます。撮影から8ヶ月が経つ、今でもです。
きっと私も写真を撮る立場になったからこそ「ここでこのカットを撮る意味」がよくわかるようになったからだと思います。そして写真を見ると、撮影者がどんな思いなのか、どこに美しい、尊いと感じるかが垣間見えるのです。
そんな視点と確かな技術を持って撮影するラブグラファーは本当に素晴らしいし、まさに「幸せのプロ集団」だと思いました。私もそんな価値ある体験を提供できるよう、写真の技術とともに感性も磨いていこうと、再度気が引き締まったことを覚えています。
ものや情報が溢れる現代、「まだ足りない」と多くを求めてしまう人は多いのではないでしょうか。写真を撮ることで「今ある幸せ」に気づく人が増えたら、世界はきっと幸せです。
私はどうやら、ラブグラフに出会うまで「写真」を舐めてたんだと思います。写真が残すのは単なる”絵”ではありません。物理的には見えない気持ちや関係性といった類のものを残すことができると気づいたとき、撮ることの意味がよくわかりました。
たった1枚の写真は、その瞬間を最大限味わうためにあります。そして、未来に向けて”今”を生きさせてくれるものです。また、幸か不幸か、人は忘れてしまう生き物。だからこそ、「あのときこうだったね」と10年後に価値が出る写真を撮りたいと思っています。
この人生でよかったと思えるように
私がラブグラファーになりたいと思ったのは、わたしの人生のビジョンでもある、「唯一無二の感動体験を与えられる人になる」ことが実現できると思ったからです。感動体験はいろいろあるとは思いますが、私自身の原体験からそれは「自分の人生を好きになれる」こと。
ラブグラファーとして誰かの人生に関わり、日常の幸せな瞬間を切り取ることで、「あ、自分の人生っていいもんだな」と思ってもらいたいです。「全ての人の人生は素晴らしい」ということを、私の写真を通して伝えられればと思います。
これからよろしくお願いします!!!
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