#10【女1人旅】富山🦐編①〜朝4時半起きで見た最高に美しい合掌造り〜
行くぞ初富山🦐
1泊2日で気軽に行けそうな距離で、行ったことないところということで、富山に行くことに。
調べてみたら気になるところが意外にも(ごめんなさい)いろいろあったので、気合いを入れて(多分)始発で東京から富山へ。「かがやき」なら2時間くらいで着く。
4時半起き!で6時16分発に乗車🚄
自宅近所のセブンで調達した朝ごはんを食べながら。
本を読みながらうとうとしていたら到着。とっても綺麗な駅。広い。岐阜駅になんとなく似ている気が?
駅前も広々〜人が少なくていいなあ。
あまりに天気に恵まれすぎて、とんでもない晴れだった。
にもかかわらず、日傘も日焼け止めも持って来ておらず、駅のドラッグストアで日焼け止めを買った。余計な出費すぎる。
早々に準備不足を痛感しながら、車を求めてトヨタレンタカーへ。
自分が借りる予定の車のガソリンが満タンじゃなかったらしく、お店の人が急いで給油しに行くプチハプニングが発生しながらも無事ゲット。
今回はグレーのヤリス。
いざ、出発。
道の駅 カモンパーク新湊🛍️
まずはごはんを食べようと思い、道の駅へ。
(Googleの口コミが多かったのでここにしてみた)
中に入ると懐かしさを感じるような食堂が。
食べる気満々だったけど、あまり惹かれるものがなく、何も食べず…
エビが好きじゃないので…
富山に来て初めて知ったけど、「白エビ」が名物らしく、どこもかしこも白エビだらけ。これしかないのかというくらい白エビだらけ。
エビが好きじゃないので楽しめず悲しい。
偏食のせいで、幸先悪いスタートを切りつつ次の目的地、合掌造りへ。
五箇山合掌造り集落🛖
合掌造りって白川郷だけかと思っていたけど、なんと富山にもあったので、行ってみることに。
山の中をグングン進んでいくと道中に何とも美しい景色が。思わず息を呑んでしまう美しさ。
空気とか音とかを感じながら生で見るとそれはそれは本当に本当に美しくて、みんなを連れてきたい。
高速を使わずに下道で行けば見られる。おすすめ。
感動冷めやらぬまま、山を進み、ついに合掌造りへ。
ちょっと最初意味がわからなかったんだけど、五箇山合掌造りとガイドブックとかには書いてあるものの、その名前の合掌造りはない。
五箇山は40の小さい集落の総称で、「世界文化遺産」に登録されているのは、相倉(あいのくら)と菅沼(すがぬま)の2集落らしい。わかりにくい…
菅沼合掌造り集落
ということで、迷いつつ菅沼合掌造り集落へ到着。こっちの方が奥にある。
9棟だけの比較的こじんまりとした集落。
駐車場の管理人さんにマップをもらいつつ、エレベーターで降りるルートと見晴らしのいいスポットを通る遠回りのルートがあるのを教えてもらう。
もちろん見晴らしのいい方へ。ここは令和の日本でしょうかと言いたくなる風景。
ここで生活している人たちがいるなんて〜。普通に表札がかかっている。
9棟ある合掌造りのうちの1つがカフェだったので行ってみることに。
誰もいなくて貸切りだった。
コーヒーと白玉ぜんざいを頼んだら、コーヒーにお菓子もついていて、1人でお盆2つになってしまった。
窓から見える景色が素晴らしかった。
ふと外を見ると、ヤマトがいて、「ああ、ここは現代か」と急に現実を見せつけられながらも、ぼーっとして過ごした。いい時間だった。
カフェを出て、お土産屋さんをやっているところでお米を購入。
何時間でもいられそうだったけど、そんなわけにもいかないので、次に行くことに。帰りはエレベーターにしようと思ってそっちに向かうと、思ったのと違った。
ひんやりしたトンネルをしばらく歩いたらエレベーターが現れて、地上にあがったけど、1人だからか不気味に感じちゃって恐かった。。
車に乗る前にお手洗いに寄った。ふと上を見ると、各電気のところにそれぞれ30匹くらいカメムシの死骸がうわーって入っていて、最後の最後に「あぁ田舎って甘くない」って思い出させられた。
合掌造り暮らしは人へのストレスは少なそうだけど、虫にとてつもないストレスを感じる生活になりそう。(でも本当に素晴らしいところ)
相倉合掌造り集落
気を取り直して、20分くらい?移動して、もう1つの相倉合掌造り集落へ。菅沼より広くて、泊まれるようになっているところもあった。
人もこっちの方がたくさんいて、にぎわっている。
なんでかわからないけど、こっちの方が人の生活を感じられた。
(洗濯物とかが干してあったから…?)
ちゃんと歩こうと思うと割と広くて、暑さに負けてショートカットしながら進むと神社があった。
マップによると、いくつか見晴らしスポットがあって、その内の1つに全体を見渡せる場所があったので、行ってみることに。
まあまあな坂を5分ほど登り続ける。途中顔の周りで虫の羽音がブンブンして、発狂しそうになりながら、汗だくで何とか到着。
相倉の合掌造りはとにかく虫が多くて心が折れた。自分の周りで大きめの虫がずっとぶんぶんしてた。
日本の原風景の美しさを知りつつ、田舎暮らしの厳しさも教えてくれる(?)合掌造りだった。
虫の話ばっかりしていた気がするけど、夏の合掌造り、とても良かった。冬の合掌造りも見てみたい。
終わり🔚