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カナダならではのスイーツってあるの??

初めて食べた時は衝撃的だった。基本的に市販されているケーキでもクッキーでも甘すぎるのでカナダのスイーツにあまり期待はしていなかった(失礼!)。美味しい、と言われるスイーツ専門店でも日本の”美味しい”スイーツ屋さんとは比べ物にならない、と思っていた。

が、義母の焼いた定番カナダ発祥のバタータルトを初めて食べた時は美味しすぎて何個も立て続けに食べてしまった。

タルト生地に中身はバター、ブラウンシュガー、シロップ、卵、レーズン、ペカンナッツのみ。甘いんだけど、美味しい。深みのある甘さ。全ての材料が調和されている感じで歯ざわりはエッグタルトのよう。固まっていないしとろ〜りするわけでもない。でなんでバタータルトという名前かわからない。見かけは地味。パン屋さんなどでも片隅に手作り感満載でラップにつつまれ地味〜に売っていたりする。

ある夏休み、カナダ訪問中に色々な店のバタータルトを試してみた事がある。店のレシピによって味が異なるので、ペカンのみ入っているもの、他のナッツのもの、レーズンなしなどがあるとわかった。ファーマーズマーケットなどの店のが結構美味しいかな。単純なおやつなのに何故だか味のばらつきがあったりもする。自分好みの店を見つける、もしくは作るしかない。

日本に住んでいる間、たまに似たようなものを作って子供のイベントに持参した事があるが、見た目は地味なので子供には人気がない。子供が欲しがるのはカラフルなアイシングがかかったカップケーキとか、大きなチョコチップクッキーとか。

色々試してみたけれどこのレシピが一番好き。ペカンナッツが日本より安く手に入って嬉しい。500g800円くらいかな。

バタータルトレシピ:15個分

ペカンナッツ&ゴールデンレーズン 1⁄2 カップ
常温にしたバター 1⁄4カップ
ブラウンシュガー 1⁄4カップ
塩 ひとつまみ
メープルシロップ 1⁄2 カップ
卵 1 軽く溶いておく
バニラエッセンス 1⁄2 小匙

卵とバニラ以外の材料をよく混ぜクリーム状にする。クリーム状になったらバニラと卵を入れさらに混ぜる。タルトシェルそれぞれににレーズンを入れ、その上からバター状にしたフィリングを8分目くらいまで入れる。sの上にペカンナッツをおく。私は冷凍のタルトシェル(無糖)を使いますがもちろん手作りでも。パイ生地で作っても美味しいです。425°F(220℃)で14分くらい。コンベクションなら400°F(200℃)で10分くらい。フィリングが茶色でまだぶくぶく言ってるところですが出して冷まします。好みによりますがもうちょっと歯ごたえの欲しい人はあと1,2分くらい。トロトロが好きな人は1分減らしても。たくさん作ったら冷凍もできるよ。

*最近オーブンのコンベクション機能を活用し始めた。今までなんとなくわかっていたけれど使っていなかった。いいところを簡単にいうと短い時間でできる。つまり省エネ。クッキーやタルトなどたくさん作る時は2段に置いて空気が循環するため均一な焼き具合で上下入れ替えなくてもできるのだ!


そろそろ食べごろかな。お茶でもしよう。

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