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昨日限りでアメリカの電話番号を解約した話
こんにちは。
初めに申し上げますが、本編はアメリカの大手キャリア、Tモバイルの宣伝ではありません。ただ、4年間ずっと使っていた電話番号がTモバイルのだったので、のせただけです。
少しセンチメンタルな話になりますが、昨日で、4年間使用したアメリカの電話番号を解約し、使用しているのは日本の携帯番号だけになりました。余談ですが、アメリカではT Mobile, 日本ではR Mobile (楽天モバイル)と名前とロゴも似ていて、しかも両方ともピンク色がブランドの象徴だったので、なんか縁があるな、とも感じました。
4年前、オハイオ州・コロンバス市についた二日後に、T Mobileのプランを契約しました。契約したプランは一ヶ月に高速データが2ギガ、電話とsms制限なし、そして世界中どこに行ってもインターネット使い放題のプランです。T Mobileのサイトにも戻って見たのですが、そのプランはもうなくなってました。特にT Mobileが気に入って契約した訳でもなく、たまたま銀行口座開設と電話番号の契約に連れて行ってくれた人がT Mobileと契約していて、そのファミリープランに加入したからです。
(電話番号を契約した日に、電話番号を覚えようとして撮影した写真)
その日から、614(エリアコードArea Codeと言い、オハイオ州コロンバス市に割り当てられた番号)から始まる電話番号を使用し続け、いつの間にか、この電話番号が自分のアイデンティティー、そして、どこにいようが、614から始まる電話番号を使い続けることで、オハイオ州コロンバス市との繋がりが断たれることはなく、帰る家がある、と言う安心感に変わりました。
例えば、交換留学で韓国に半年いた時も、台湾に三ヶ月の仕事+観光+留学した時も、一時帰国した時も、アメリカの電話番号を使っていて、世界中どこに行ってもインターネット使い放題なので、困ることはありませんでした。さらに、他の国にいてもアメリカの番号を使ってる人はあまり居なく(例えば、日本に長年住む人達は日本の電話番号)、僕の「+1-614-OOO-OOOO」を見ると、不思議そうに聞いてくるので、「すごいでしょ!アメリカの電は番号で、614はコロンバス市の番号だよ!」と自慢できるのです。また、最近バイトでも、スマホ2台持ちについてよく聞かれるのですが、その度に「日本の番号とアメリカの番号を同時に使っているから」と嬉しそうに答えています。
今年の5月上旬に、シカゴ経由で東京に戻り、日本の電話番号を契約した後でも、アメリカの電話番号を使用し続けてきました。しかし、財政的にもほぼ使わない電話番号を月30ドルでキープするメリットはあまり無く、しばらくはアメリカにいかないし、仮に海外に行っても楽天モバイルのプランでデータも通話も心配無用なので、解約することにしました。
昨日まで、アメリカのSIMカードを挿してたスマホの表示が「NTT Docomo (T Mobileのグローバルプランで日本にいると、日本の大手キャリアどれかと繋がるから、たまたまNTT Docomo )」で、設定画面を開くと「T Mobile」だったのですが、両方とも消え、スマホの通話機能も「緊急事態のみ使用可能」になりました。これで、614から始まる電話番号も使えなくなり、また、自分とオハイオ州・コロンバス市の繋がりが一つ消えました。おそらく次に訪問するときは大学に知っている人もなく、以前住んでた家と寮では知らない人が大学生活を謳歌していて、使ってる電話番号も日本の番号と想像すると、寂しくなります。
ではまた。