石上会計の呪詛（映画「かぐや様ファイナル」日誌 5/5）

そんな役者の皆さんが一生懸命頑張ってきた姿を間近で見てきたからこそ、石上くんの「アイツら全員●なねーかな」という言葉には、本当に胸に突き刺さるものがありました。
いや、もちろん演技なんですけどね。

（赤坂アカ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』9巻より）

撮影では1回でOKがかかるとは限りませんので、このシーンを撮るときには、窓から「●なねーかな」という呪いの言葉が応援団の皆さんに向かって何度もぶつけられるのです。
その様子を見るにつけ、何だか自分の大切な生徒たちが傷つけられている思いがして…いや、もちろん演技なんですけど、とにかくもう、とてもいたたまれなくなってしまいました。
だからこそ、体育祭最後の石上くんと応援団との結束は涙なしでは見られません！

今回、ご縁があってこのような貴重な経験をさせていただけたことに心から感謝です。
役者さんやスタッフさん、その他関係するたくさんの人たちの熱意と本気とによって素晴らしい作品に仕上がった「かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル」。現在、全国の映画館で絶賛上映中です。
コロナ対策は十分にしていただいたうえで、ぜひご覧ください！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※見出し画像引用　https://kaguyasama-movie.com/

この記事を書いた人
都内の某男子校で教壇に立つかたわら、中学生・高校生・大学生・社会人の応援団を指導しています。主なご依頼として、文化庁研修会「応援団の歴史と現在」講演、NHK「日本人のおなまえ」出演、映画「かぐや様は告らせたい」振付・演技指導など。