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給電生活その後8月の電気使用状況(7月21日~8月20日分)

さてV2Hの給電生活ですが、8月の請求金額について紹介します

8月の電気代は15330円となり使用電力量は608kWhでした


7月よりも電気代は1306円上がりましたが、
実は2021年の8月の電気代比では355円下っています。



2021年8月の使用電力量は563kWhでしたから、


去年の8月より電気使用量は増えているのに、電気代は下がりました。

さてどうゆう事なのか、今年8月の詳細と去年8月の詳細を比べてみましょう。

2022年8月請求金額内訳
2021年8月請求金額内訳

2021年と2022年何が大きく違っているかというと
昼間の電気使用量です!

2021年8月の昼間電気使用量は316kWh
2022年8月の昼間電気使用量は78kWh

今年の8月の昼間の電気使用量は78kWhと1段料金の範囲内に収まっています。ナイト10の1段料金は26.49円ですから、この金額は一般的な家庭の契約である東京電力の従量電灯B契約の2段料金26.48円とほぼ同じ金額なのです。
つまり昼間料金が割高に設定されているナイト10であったとしても、

1段料金の範囲内に収めるなら、一般家庭の電気代と変わらない

という事です。2021年と2022年の違いは、自宅に帰宅したらなるたけV2Hにつなげて夕方から夜間の時間帯に給電する。

このことを実行するだけで、今年の暑い夏を、自宅ではほぼクーラー24時間つけっぱなしの状態で乗り切りましたが、電気代は去年より下がりました。

ちなみに昨年2021年の8月の時点の燃料調整費は-3.11円でしたから、使用した電気量に対し、1750円割り引かれていたのです。
今年2022年8月の燃料調整費は+5.1円ですから逆に3100円も加算されています。

純粋に使用電気料金で比較すると5205円も電気代を節約しています。

2021からの同月比355円節約+1750円(昨年の燃料調整費による差し引き分)+3100円(今年の燃料調整費による加算分)

しかもこの電気代には、家庭の電気使用量分+電気自動車の走行用電気代が含まれているのです。新型アウトランダーでかみさんが通勤に使用するガソリン代はゼロ円です。すべてアウトランダーの電気で賄っております。県外にドライブに行かない限り、(たとえエアコンを入れても)新型アウトランダーで走行できる70kmのEV走行可能距離は、そうそう使い切れるものではないのです。普通は半分以上の電気が残ります。

20KWhの電池容量の半分である10KWhの電池容量が残っていれば、V2H機器に夕方5時から夜間10時までの太陽光発電が発電できない時間帯の給電は十分に賄えます。

V2Hを導入するなら20kWhの電池容量は丁度いい

昨年までは旧アウトランダーでV2Hを導入していましたが、旧アウトランダー(しかも電池容量が80%を切っているモデルで)で通勤して自宅に帰宅してから給電を開始しても、夜間10時まで給電が持たないことが度々あったのです。

このことから、V2Hを導入するなら、昼間は太陽光発電、日が沈んだらV2H給電、夜間は深夜電力で充電できる環境と
20kWh以上のEVもしくはPHEV車1台とサブでもう1台のEVがあると万全です。

日本では電気自動車の導入が少なく、急激に電気自動車が増えると、電力需給がひっ迫するなどとまことしやかに書かれていたりしますが、電気自動車が増えると、割安の深夜充電を利用したくなるのは当然で、それが可能な環境なら夜間に充電する家庭が増えるだけで、割高な昼間の電気を好き好んで充電はしないと思います。原発を再稼働することで電力の安定を図るのではなく、昼間は太陽光発電、発電できない夕方から深夜までの電力需要時間帯は電気自動車とV2Hで給電、電力需要の落ちる夜間は電気自動車充電という施策を進める方が安上がりではないかと思うのですが、

もし仮にですよ、現在実行されている燃料油価格激変緩和補助金の予算(1兆5千万円)を、電気自動車とV2Hのセットに補助したらどうなると思います??
電気自動車55万円+V2H半額補助45万円+工事費50万定額とすると1軒当たり150万円の予算です。これで1軒分の家庭の電気がピークシフト出来ます。どうするかというと、電力がひっ迫しそうな時間帯に、
「V2Hに接続して給電してください。」とお願いするだけです。
1兆5000億円の予算枠があれば、なんと100万軒分になります。
現状でV2Hに接続可能で新車で購入できる電動車の電池容量は16kWh以上ありますから、その約半分の電池容量がピークシフトに利用できたとしたら全国で800万kWhの電気を調節できるわけです。原発1基の発電量をよく100万kWと表現しますから、原発8基分の電力を1時間調整できる電気を全国のEVで充電しておけるわけです。(もしくは原発1基分の電力を8時間使えるとも言えます。)この規模になると太陽光発電の発電しすぎによる受け入れ拒否の問題とかも解決します。太陽光発電による発電量が増えたら、その時間帯のEV充電器の電気代を安くしてEV所有者のスマホに、
「ソーラーハッピーアワーになりました、1kW30円の普通充電は1kW20円になりますので皆さん充電しましょう!」などと誘導すれば良いのです。

これを実現すると、EV普及率は50倍も増えて、年間100万台もev+phev
が増えるんですね、2021年の世界のev+phevの販売台数が660万台だそうですから、日本だけで世界の販売台数の15%位を担うようになります。ガソリンの値段を30円下げるためだけにこの半年でこんだけの金額をぽーんと支出できる政府なんですから、簡単じゃないかと思うんですけどね
2022年2月時点の新聞報道では東京電力福島第1原発事故後の原発再稼働に向けた電力11社の安全対策費の総額が、1月時点で5兆7千億円以上に上っているそうですから、原発再稼働するよりどう考えても電気自動車とv2hに補助出す方が安いと思いますけどね、
100万台もそんなに車作れないって?いえいえ、今回の補助金が無ければガソリン代がリッター200円超えるのが現実なんですから、プリウスのような超優秀なハイブリッド車でも、200円で30㎞ぐらいの走行距離でしょ、日産のSAKURAが1KWhあたり8kmは走行できますから4kWhあれば30㎞走れるわけですよ、1kWh30円で計算しても120円ですからどう考えてもEVの方が安い!

100万台もEVが売れるなら、もうちっと国内メーカーもEVシフトするんじゃないですかね

どうかな?





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