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V2H(Vehicle to Home)とは

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EV・PHEV車の電気を家庭で使うV2Hについて、使用者目線で調べたこと。実際に使って気づいたことを書き溜めていきます。 太陽光発電の卒Fitを迎え、アウトランダーPHEV初期型…
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#EV

V2Hに必要な電池容量について

V2Hに必要な電池容量について

V2Hを導入する方にとって、一番大きな関心事は何でしょうか?

①電気代を安くする? 

私の場合:もちろん節減効果はあります。我が家で月に3000円位の削減効果ですね、年間4万円として、40万円以上の設置コストがかかるなら、V2Hで10年以内の電気代回収は難しいと思います。

②太陽光発電の電気を電気自動車に充電する!

私の場合:V2Hが無くてもできます。というより、V2Hは倍速充電と言って、

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自宅の太陽光発電パネルで電気自動車を走らせるには(理想と現実)

自宅の太陽光発電パネルで電気自動車を走らせるには(理想と現実)

卒FIT(いわゆる家庭用の太陽光発電の買取期間が終了したおうち)後の売電価格の下落と、それに伴う蓄電池の売込みやら、V2Hの提案やら、電力会社乗り換えのお誘いやら

太陽光発電をされているお宅なら聞いたことがあるのではないでしょうか。

そんな中、

V2Hにすれば、太陽光発電した電力を車に充電できます!みたいな売込みをする業者さんもあるみたいですね。

「太陽光パネル 車 充電」でググってみます

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日本でしか販売されていないV2H機器とCHAdeMO(チャデモ)規格の関係など

日本でしか販売されていないV2H機器とCHAdeMO(チャデモ)規格の関係など

V2HとはVehicle to Homeヴィークルツーホームの略称ですが、車から自宅へ電気を送電する仕組みのことを言います。

とはいえ、2022年現在の日本の現状からいうと、電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHV、PHEV)に搭載されている急速充電用のソケットを利用して、V2H専用の機械を通じて、車から自宅へ送電することを指すことが多いですし、このV2Hを実現するための機械である

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