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逆走爺に遭遇

珍しく移動の多い仕事だった
間に合いそうもないので高速を使おう
そう思って一般道から高速入り口へ
ゲートの前のグルグルを走っていると
カーブの彼方から対向車がやってきた
正直かなーりびっくりしてテンパったが
私はもともと天然パーマだから
落ち着きを取り戻すのに
そう長い時間はかからない

これが巷で聞く逆走かと思いながら
我がアバ郎の強靭な足回りからくる
性格無比なコントロールで
危険を難なく回避する

本当にこんなことがあるのだ
まさか対向車が来ると思っていないから
判断が遅れても仕方ないのだと思う
天然パーマだから成し得た技である

何が怖いって
その車の爺はこんな顔をしていなかったことだ
逆走にさえ気付いていないだろうし
センクスのことも対向車としか思っていない
そんな感じの涼しい表情で去っていった

今思うと車を止めて制止するべきだったかもしれないが
天然パーマだからそこまで思考が始皇帝であった
無念無念

常識が常識じゃないことが起こるぞ
いつでも注意深く生きていくんだ!

はっしゃー!!!

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