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綱山でも高梨でもない

あちらからものすごい視線を感じる
そちらを向いてみると見たいこともないおじさん
次の瞬間満面の笑みで自分と違う苗字を言われる

いわゆる人違いの被害者なのであるが
ここ数週間に別人2人に言われた
どちらも何百人が集まるイベント会場
一人は私を綱山と言いもう一人は私を高梨と言った
それに対するミスターセンクスの返答は一貫している
「違います石川です」である

知り合いの方はもうわかっていると思うのだが
ミスターセンクスは一度会ったら忘れらない
そう言われるほど特徴的な容姿をしている

ある人は100メートル先くらいから手を降ってくるし
ある人はミスターセンクスを後ろ姿で見つけられる

綱山も高梨もそんな容姿をしているのだろうか
その人違いおじさんに声をかけて
本人に合わせて貰えばよかったと後悔している

それにしてもそんなことってあるのだろうか
例えば有名人などに似ているとして
キムタクに似てますね!と言われることはあるかもだが
キムタクですよね?と言われることはほぼないだろう
類似はあるが一致はないということだ

これは何かのお告げなのではないかと思い
急に人違いされることが増える
そうGoogleに聞いてみても何故か病気のことしか出てこない

この兆候の先に何かがあるとすれば
それはセンクスが体験する稀有なものとなるのだろう

いやいや誰かと間違えられるくらいではない
それはユニークということではなく
むしろユニークから離れているようにも感じられる

UNIMOTTO道を外れてはいけない
MOTTOブランディングに力を入れて行かなあかん

あかん阿寒湖!

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