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アウトオブ範疇を越えて

アウトオブ眼中という言葉が流行したな
そんなことを思った

アウトオブ眼中は
眼中にない・問題外・論外
そんな意味で流行したもはや死語であり
1980年代に大学生を中心とした若者が使い始め
1990年代後半に最も普及した言葉なのだそうだ

それを知っている人は立派なおじさん
知らない人は若者だと思うが
ぜひ覚えてねという話である

それはそうと組織の難しさというか
協働の難しさみたいなものを感じる出来事があって
アウトオブ範疇というワードを引っ張り出した次第だ

組織である以上2人以上の人間が
相互作用することで仕事を回している
社会人経験がある人であれば誰でもわかる話だ

職務というものがある
あなたは営業さん・あなたは経理さんといったように
与えられた職務があってそれを全うする

役職というものがある
あなたは課長さん・あなたは部長さんとように
与えられた役職により与えられた範囲を管理する

職務や役職の間に
もっといえば人間と人間の間には
必ずといってグレーなゾーンがあって
そのグレーなゾーンとは
Aさんの範疇とも言い切れないし
Bさんの範疇とも言い切れない
そんな領域のことである
もしくは被っているかもしれない
AのゾーンでもありBのゾーンでもある

組織図を見ればその人の役職や職務は
綺麗に整頓され記載されている
範疇が明確に区分けされて
すっきりとしている

しかしその行間にはわりと深めな溝があり
歩み寄りが必要だと言われる
どちらかが能動的であれば良いが
どちらも受動的であった場合
そこにある重要な部分は放置されるのである

今日商談した方は外国の方だったのだが
ミスターセンクスが抱えているこの問題と
同じような問題を抱えていて相談をもらった方だった
偶然とは思えないほどぐっとタイミングである

人と人の間にあるそういったエリアのことを
その方はバトンゾーンと呼んでいた
海外ではそのように呼ぶのかもしれないが
とても良い例えである

走る速さや受け渡しのタイミングなど
その辺を綿密にあわせて疎通しなければ
上手なバトンパスはできない

初めて聞いた言葉であったが
とても参考になったというか
しっくりきた言葉だった

明確な答えは出なかったが
バトンに例えればMOTTOスムーズに行くのか
そう思って試してみようと思っている

ミスターセンクスのバトンについては
美女からすればアウトオブ眼中になるかもしれないが
この課題に関してはイントゥ眼中で逝きたいところだ

TIMPO握り合って逝くぜ!!!


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