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PPKでRIP
PPKにNNK
ピンピンコロリにネンネンコロリ
ピンコロにネンコロ
これは死に方の問題である
余生の過ごし方とも言えるか
健康にピンピン生きて最後はコロリと死ぬピンコロ
寝たきりではあるけれど長生きするというネンコロ
なんだろう
心がざわついている
定義がどうこうと言うよりも
何十年も生きたその最後
つまり集大成となる期間を
ピンコロみたいなファニーな言葉で
表現してしまってよかったのだろうか
ピンコロの方が良いと言われている
昨日の夜までピンピンしていたのに
朝起きたら死んでいた
その顔は穏やかだった
本人は最後まで元気で
苦しまずに死んでいった
いい死に方だ
幸せな人生だった
と言うのは遺族であって
幸せや死に方の良し悪しを決めるのは
ご本人なのではないだろうか
死ぬ前にもう一度会いたかった
そういった本人や遺族の気持ちを
ピンコロはぶっちぎるのである
ミスターセンクスとしては
BBKあたりのラインで生きていきたいところだ
ビンビンになった状態でコロッとなれば
発射できなかった悔いと
あの子は最後までビンビンだったわねという
類を見ない遺族からのメッセージをいただけるだろう
この物語の終結はこうだ
死に方は選べず
死んだことないからわからず
死んだことない奴がどっちが幸せだと
定義するようなことではないぞよという
そういう話である