ダメ出しされる機会がなくなるのよっていう話
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
歳とったなぁーー!と思う!
キャリア教育コーディネーターの仕事をするようになって、
たぶん17年め。
キャリア教育コーディネーター養成講座も
2010年くらいからやってるから15年め。
フリーランスになって14年め。
法人化して9期目。
ふと気づくと。
取引先の担当者は軒並み年下、
その上長・責任者も年下なんてこともある。
20代と仕事をすることもある。
キャリア教育コーディネーター養成講座をやってると
レポートの添削とか評価もしないとだから、
どうしても自分の方が立場が上になっちゃったりする。
(これが居心地いいかどうかは別)
ふと気づくと。
ちゃんとダメ出ししてくれる人が、
ほんとに少なくなっちゃってるんですよ。
これ、意外と、怖いことだと思うんです。
ひとりよがりになってないかとか、
頭が硬くなってないかとか、
まわりの声に耳を傾けられているかとか、
自分ではわからなくなるから。
この業界に入った当時からお世話になってる
先輩方とのお仕事の機会が、本当に貴重で貴重で・・・
で、話は少し飛ぶのですが。
今年は通信制の大学で学芸員の資格取得コースにいます。
もともと何かを学ぶことは好きだし、
学芸員資格はとりなおしたいというか、
一度目の大学でろくに勉強してなかったから
(なにせ「吹奏楽部卒」ですから)
ちゃんと勉強したいというのもあったんだけど、
行ってみてホントによかったと思ったのは、
「ちゃんとダメ出ししてもらえる」ってこと。
レポートの体裁の整え方とか、
実はちゃんと知らなかったし、
興味領域ではあっても仕事と全く関係のない、
「知らない世界」。
できないことを容赦なくつきつけられる。
基本的にドM体質ではあるんだけど、
こういう機会がいかに貴重かというのが、
この歳になると本当によくわかる。
本間先生は「最終学習歴の更新」というけれど。
それ以上に、この歳になってくると、
知らない世界でできないことを突きつけられる、
その機会があることが、
学び続けることの意味とか価値なんじゃないかと
思ってみたりします。
ちなみに、学芸員資格に必要な単位の他に
「選択科目」っていうのがあって、
どうせなら自分に縁のないものがいいかなとか
(ここらへんでもドM気質が見え隠れする)
「西洋美術史」「自然科学史」とかを選んだら
ほんとに縁がなくてむずかしい内容で、
単位が取れるのかどうか、実はけっこうやばいです。