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目指すは“満足度120%”。プライム案件が増え続けるアクセル・モードの圧倒的な強みとは

株式会社アクセル・モードは設立以来、最高収益を毎年更新し、2022年には売上高(グループ会社を含む)が20億円を突破しました。
この成長を支えているのは約80%を占める「プライム案件(一次請け)」の増加です。

どのように事業成長を実現したのか、創業メンバーの2名にインタビューをしました。話してくれたのは、エンジニア出身で、現在はバックオフィス部門を総括する取締役副社長の吉田と、IT事業コンサルティング事業部 事業部長の澁谷。

プライム案件増加の背景から、開発・運用時における当社ならではの仕組みやエンジニアの心構えまで聞きました。


設立時にジョインし、バックオフィス・新事業部の立ち上げを主導

ーーお二人の経歴を教えてください。

吉田:高校卒業後、親戚の会社で8年間、経営のいろはを学びました。そして27歳から夜間学校に通い、エンジニアリングを勉強し始めます。実は当社の取締役常務をしている天野も同期だったんです。

その後、移動体通信システムに携わりたく就職活動をしていた際に、アクセル・モード代表の戸村と出会いました。当時の部署には戸村も含め、スキルが高く気が合う同僚も多く居ました。その数名でアクセル・モードを立ち上げたんです。

現在は、親戚の会社で培った会社経営のノウハウを活かしてバックオフィス業務を総括しています。

澁谷:私は新卒で入社したシステム開発会社で戸村、吉田に出会いました。新卒2年目の2008年ごろにアクセル・モード立ち上げの話を聞き、すぐに興味を持ち、参画を決めましたね。

創業当初、私は某携帯キャリアや総合サービス事業会社でWebシステムの開発を担当していました。
その後、総合エンタテインメント企業の情報システム部門業務を担当したことをきっかけに、お客様の要望に上流から関われる仕組みを模索。

その流れで2021年7月に、お客様対応の窓口となるITコンサルティング事業部を立ち上げました。現在は事業部長として7名のメンバーと働いています。

事業成長の鍵は「プライム案件の増加」と「圧倒的なリピート率」

ーー当社の売上の大半を占めるプライム案件について教えてください。創業当初から、どのように受注を増やしていったのでしょうか?

吉田:会社として初のプライム案件は、株式会社ブイキューブ様です。夜間学校時代の知人がブイキューブ社に勤めるようになった関係で、私たちに連絡をくれました。
話を聞くと、これまで内製でやっていた開発業務の外部委託を検討しているとのこと。そこから長いお付き合いがスタートしました。

澁谷:受注経路は、現在も知り合い経由が大半で紹介が100%。そして特徴は、リピート率の高さ。プロジェクトが終わっても、そのお客様から次の話をいただくケースが非常に多いのです。

例えばブイキューブ社からは、関わってから10年が経とうとしている現在も10~20人月の業務を継続的に委託いただいています。同規模感のQC(Quality Control:品質管理)部隊も動いている状態です。

結果、当社はプライム案件を主軸に毎年最高収益を更新するようになりました。2022年度はアクセル・モードだけで13億3,000万円、グループ会社を含めると20億円の売上を記録しています。

また、2020年度と比べると、2022年度にはプライム案件比率が20%もアップ。売上の80%を占めるまでになりました。

120%の満足度を提供し、企業から「選ばれ続ける」存在へ

ーーお客様からリピートしていただける理由は何だと思いますか?

吉田:満足度120%を常に目指していることだと思います。

プロである以上、お客様の要望を100%叶えることは当たり前で、どのように当社ならではの付加価値を提供するかが重要です。そこで120%の満足度を実現できれば、私たちに発注する意味・メリットを存分に感じていただけますよね。

結果的に、他社と価格や細かな点で比較されることのない、唯一無二の存在になれると考えています。

ーーそのための施策や意識していることを教えてください。

澁谷:2つの仕組みがあります。
ひとつは、複数部署の有識者が集い、受注判断を下す仕組みです。
アクセル・モードは営業をあえて設けず、エンジニアがお客様からの要望を直接伺います。

一般的には営業が担当する部分ですが、要望や開発環境を深部までヒアリングするには専門知識が不可欠。その考えのもと、エンジニアが直接コミュニケーションをとっています。
ただ、その場で「やります」と即答はせず、必ず社内に持ち帰るようにしています。

ーー受注を急がない理由は何でしょうか?

澁谷:使い心地や他システムとの連携を検討したり、システム上の制約を確認したりして、案件を受けるかどうか慎重に議論するためです。社内の知識を結集させ、最適な案を考える手間は惜しまないことが、品質向上や「ここまでやってくれる」という満足度アップに繋がります。

吉田:深く検討せずに受注すると、進めるうちに要望が増えてコストも膨らみ、ローンチが先延ばしになる可能性もあります。この体制は、現場のエンジニアにそういったしわ寄せが行く状況も防げるのです。

ーーもうひとつの仕組みについて教えてください。

澁谷:もうひとつは、プロジェクトの管理体制の整備です。
昔は各プロジェクト管理をPMが我流でやっていたため、そこに負担が集中していました。
そこで要件定義書や設計書などのテンプレートを整え、対応フローや定期内部監査の仕組みを導入、PMの業務負担を減らしながら抜け漏れなく適切な管理・進行ができるようにしたのです。

さらにプロジェクトで困りごとが発生した際、周囲に相談し、アドバイスをもらえる仕組みも構築。組織全体として課題解決ができるようになっています。

ーー受注前から開発フェーズまでの様々な工夫が分かりました。運用フェーズではいかがでしょうか?

澁谷:サービスや製品をリリースした後の保守・運用フェーズでは、対応力や機動力が満足度向上に寄与していると思います。

当社はお客様の会社の一員になったような気持ちで、サービスの拡張性を考えたシステム連携を企画するなど、よりよい運用のかたちを考え続けます。もちろん、システム保守についても積み上げてきたノウハウや実績を基に、万全の態勢で取り組んでいます。

吉田:トラブルシューティングは、その代表的な例ですよね。急なトラブルがあった時、私たちは事業部を横断したスピーディな対応をしています。

これは、創業メンバーが過去に携帯キャリアの開発・保守に関わっていたことに由来していると思います。社会インフラに関わるため、サービスを止めることはあってはならず、仮に起きれば、総務省へ事象説明・謝罪が必要なレベルでした。

当時の「サービスを止めない」ことへの危機感や責任感の強さが、アクセル・モードの対応力・機動力を形成していて、それが信頼獲得や満足度向上に繋がっているのでしょう。

行動力のある、未来の仲間と出会いたい

ーー現在、当社は新しいメンバーを募集中ですが、どんな方と一緒に働きたいですか?

澁谷:技術力のある方が仲間になってくれたらもちろん嬉しいですが、いずれPMになりたい場合は特に、コミュニケーションに苦手意識がない方だとマッチすると思います。当社は営業を置かず、PMがお客様とやりとりします。その環境を前向きに感じていただけると嬉しいです。

吉田:私は挑戦し続ける人に来ていただきたいです。
アクセル・モードは資格取得へのサポートも積極的で、受験料負担や合格祝い金制度も用意しています。さらに、次期ユニットリーダーを決める社内独自の選挙「UL選挙」などもあり、挑戦に寛容な仕組みが多いんです。

時には失敗してもいい。なぜなら失敗は、挑戦した人しか得られない体験だからです。「〇〇しようと思っていた」だけでは何も変わりませんよね。行動に移し、失敗を学びに変えながら成長する。そんな仲間を増やしたいです。

ーー最後に、当社に興味を持っている方へメッセージをお願いします。

澁谷:当社なら、キャリアプランに沿った仕事ができます。PMになりたい人には、商談時の対応やマナーについて、さらにはプロジェクトの進め方まで他のメンバーからアドバイスしてもらえる。ノウハウを吸収し、成長しやすい環境があるんです。

新卒や新しいジャンルに挑戦したい中途の方は、スキルや希望に合わせたプロジェクトに関われます。また、上流フェーズから品質管理までを担うPLの道を希望することも可能です。

現在の役割や業務にフラストレーションが溜まっている方がいたら、ぜひアクセル・モードに来てほしいですね。

吉田:今ではバックオフィス業務が多い私ですが、最近とあるプロジェクトに関わる機会があり、久々にリリース時の達成感を感じました。何歳になっても、開発は良いものだなと。

アクセル・モードでは、他のベンダーさんが音を上げた難易度の高い開発、仕様に癖のある開発に関わるケースもあります。学歴やこれまでのキャリア、経験年数問わずスキルを存分に発揮できるので、興味を持ってくださると嬉しいです。



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