新宿駒場資料館めぐり:新宿歴史博物館
関西にも帰らず東京に一日いる休日に資料館めぐりに出かけました。前半の新宿歴史博物館までを投稿します。
この歳になると休日でも朝あまり寝ていられなくて9時前には出発しました。まずは地下鉄で新宿三丁目へ。
なぜか朝から桂花ラーメンで腹ごしらえ。朝あまりちゃんと食べていなかったのと久々に行ってみたかったというのが理由です。兄に勧められてここにはじめてきたのはいつだったか?もう30年は昔の話です。勧められたところはたくさんありましたが一番美味しいと思い
新宿に来るたびに寄って食べていた覚えがあります。熊本ラーメンは日本で一番美味しいと思っているのですが、これに賛同してくれる人はどれだけいるでしょうか?
丸ノ内線で少し戻って四谷三丁目で降ります。都営新宿線からの乗換え扱いになりなんか安かったです。ラーメンを食べるくらいの時間ならそうなるのですね。ちょっと儲かった。
閑静な住宅街といっても土地代はすごいでしょうからどこも豪邸のはず。そんな街を10分ほど歩いて到着します。立派な建物ですが平成元年に設立とのこと。受付で入館料300円を払い地下の展示室へ。内容的には新宿の歴史ですが、中世くらいまではちょっとで、主に江戸時代以降の新宿の歴史となります。
「新宿」は甲州街道の最初の宿場町「内藤新宿」からきているのですが、高井戸までの距離が長すぎるので開設されたとのことです。火事があったり飯炊き女が遊女のようになって風紀が乱れるので一時期は廃止されたり紆余曲折があったそうですが、江戸後期にはかなり賑わったとのことです。
明治以降は山手線の駅ができて路面電車や私鉄などご存じの通りの交通の要衝となり、デパートなどもできて現在の賑わいにつながっています。
そのほか、坪内逍遙、小泉八雲、尾崎紅葉、夏目漱石といった新宿に居を構えた明治の文豪についてや銀座や浅草といった他の盛り場との比較などの展示が面白かったです。
開設や展示の内容もわかりやすくて工夫が感じられて感心しました。この手の資料館にしては来場者もたくさん。企画展のスケジュールをみると今後も面白そうなものが多いのでまた行くかもしれません。
長くなりましたのでその後の行程は追って投稿します。
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