ブラタモリに触発されて石清水八幡宮と淀城へ

昨年11月に放送された三夜連続のブラタモリの二日目をフォローする形で、京都の石清水八幡宮と淀城に行ってきました。

スタートは京阪交野市駅。生駒の我が家から電車で行こうとするとぐるっと回らないと行けないのですが、車なら山を越えればすぐなので、交野市駅近くの一日400円の駐車場に駐めて行きます。

枚方市で乗換えて石清水八幡宮駅へ。寒いですし歩いて山登りするほど元気はないので、ここからはケーブルカー。数分の接続だったので急いで行ってみるとなんとケーブルカーは乗れないくらいの満員で、積み残しになっている人が10人近くもいました。こんなときは独りなのは都合よく「すいません」といって無理矢理乗ってしまいます。

山頂駅から少し歩いて参拝してきました。1月とはいえ普通の日曜日の朝でしたがなかなかの人出です。
受験を控える次男のためにお守りを授かり、なんとなくおみくじをひきました。結果は「平(たいら)」…なにそれ？あとで調べると吉でも凶でもない普通という意味らしいです。

参道を歩いていると複数の○○塔跡という解説板があり、「明治の初めに取り除かれ」と書かれています。江戸時代までは神仏和合で石清水八幡宮護国寺とも呼ばれていたそうなのですが、明治に入っての神仏分離で寺院関連の建物は移設したとのことです。

タモリさんも訪れた展望台。遠く京都市内まで見渡せます。その後、またケーブルカーで山を降りました。

続いて行くのはすぐ近くにある飛行神社。「日本の航空機の父」と呼ばれた二宮忠八さんが私財を投じて創建した神社です。

ここも賑わっていて祈祷を受けている方々もいました。300円支払って奥にある資料館へ。二宮忠八さんはスゴイ人です。日本で初めて飛行原理を発見し、軍や企業の協力があればライト兄弟より先に人の乗れる飛行機を開発できていたかも知れません。

こちらはすぐのところに展示されている大阪湾内で引き上げられた零式艦上戦闘機(ゼロ戦)のエンジン。

続いて京阪電車に一駅乗って、淀へ。京都競馬は開催していない日でしたが馬券を買いに行く人でこちらも混雑。皆さんとは逆側の出口からでて淀城跡公園へ。

天守閣などはなく石垣が残るのみですが、市民憩いの場所といった感じの公園になっています。ブラタモリのテーマ出会った淀宿も城下にあったとのこと。大河に挟まれたあまりいい土地とは言えないですし、隣の伏見宿から4km程度しか離れていないので、タモリさんも「いらなかったんじゃないの？」とおっしゃってましたが、ブラタモリでの解説によれば交通の要所に幕府の威厳を示す城が必要だったとのこと。

ここでまだ午前中だったので、京都市内まで足を伸ばそうとも思いましたが、自重して帰ることにします。
帰りは枚方の新しい商業施設でランチを食べて本屋に寄ったりしました。ちなみにブラタモリの三日目で取り上げられていた枚方宿については
10年以上前に訪問したことがあります。「くらわんか舟」の展示など非常に面白かった覚えがあります。
午後の早い時間に帰宅しましたが、半日コースの楽しい小旅行になりました。