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60歳からの挑戦!わたしが介護福祉士の資格を取って伝えたいこと
年齢なんてただの数字
はじめまして。この記事を書いているわたし、コージです。
わたしは60歳で介護の仕事に飛び込み、64歳で介護福祉士の資格を取得しました。
「え?60歳から?!」って驚きましたか?
わたしも、介護の仕事をするなんて、想像もしていませんでした。
でも、飛び込んでみたら、そこには想像以上のやりがいと感動があったんです。
このnoteでは、わたしがなぜ介護の仕事を始めたのか、どうやって資格を取ったのか、そして、なぜわたしが「介護福祉士の資格は比較的取りやすい!」と声を大にして言いたいのかを、あなたにお伝えしたいと思います。
介護の世界へ飛び込んだ、ちょっとしたきっかけ
実は、わたしが介護の世界に飛び込んだきっかけは、少しばかり複雑かもしれません。
55歳で長年勤めた会社を辞め、しばらくはネットからの収入と預金の切り崩しで生活していました。
でも、60歳になり、そろそろまた働こうと思った時、なかなか仕事が見つからなかったんです。
そんな時に、たまたま紹介されたのが介護の仕事でした。
最初は「介護か…」と少し迷いましたが、他に選択肢もなかったですし、思い切って飛び込んでみることにしました。
介護の仕事をするなんて、それまでのわたしには想像もできないことでした。最も避けたかった仕事といってもいいでしょう。
でも、始めてみたら、そこには想像以上のやりがいと感動があったんです。
60歳からの介護福祉士資格取得
介護の仕事は、想像以上に大変なこともありました。
体力も必要ですし、覚えることもたくさんありました。
でも、利用者さんの笑顔を見たり、「ありがとう」の言葉を聞いたりするたびに、心の底から「やっててよかった」と思えました。
そして、介護の仕事をもっと深く知るために、資格取得を目指しました。
もちろん、収入UPの魅力もありましたが・・・
介護福祉士の資格は、介護の専門知識や技術を証明する国家資格です。
国家資格と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。
でも、大丈夫! 介護福祉士の資格は、他の国家資格と比べると、比較的取りやすい資格なんです!
介護福祉士の資格を取るには?
介護福祉士の資格を取るには、いくつかのルートがあります。
大きく分けると、
実務経験ルート
養成施設ルート
福祉系高校ルート
の3つです。
1. 実務経験ルート
介護の現場で一定期間(3年以上)の経験を積むことで、受験資格を得られるルートです。
わたしはこのルートで受験しました。
具体的な条件は、
3年以上の実務経験(従業日数540日以上)
実務者研修の修了
が必要です。
働きながら資格取得を目指したい方には、このルートがおすすめです。
ここで重要なポイント!
実務経験ルートの場合、実務者研修を修了する必要がありますが、実はこの研修さえ修了すれば、介護福祉士の受験資格が得られます。
つまり、試験に合格すれば、晴れて介護福祉士になれるんです!
さらに、実務者研修の講習費を施設が負担してくれる場合もあります。
これは、介護の世界で働く人たちへの、大きな応援です。ぜひ活用してみてください!
2. 養成施設ルート
専門学校や大学などの養成施設で、介護福祉士に必要な知識や技術を学ぶルートです。
3. 福祉系高校ルート
福祉系の学科がある高校を卒業することで、受験資格が得られるルートです。
どのルートを選ぶかは、あなたの状況や希望によって異なります。
自分に合ったルートを選んで、資格取得を目指しましょう。
介護福祉士の受験費用もサポートがある場合も!
介護福祉士の受験には費用がかかりますが、実は、受験費用を施設が負担してくれる場合もあります。
これも、介護の世界で働く人たちへの、大きな応援の一つです。
就職先を決める際、こういったサポートがあるかどうかも確認してみると良いでしょう。
なぜ「比較的取りやすい」のか?
「国家試験」と聞くと、難易度が高いイメージを持つかもしれませんね。
でも、介護福祉士の試験は、
幅広い知識を問われるけれど、深く掘り下げる問題は少ない
過去問をしっかり対策すれば、あなたも十分合格できる(これ重要)
実務経験者向けのルートも充実している
といった特徴があり、きちんと対策をすれば、誰でも合格できるチャンスがあります。
わたしも、働きながらコツコツ勉強しました。
最初は不安もありましたが、テキストを読み込み、過去問を何度も解くことで、自信をつけていきました。
特にわたしが意識したのは、
毎日少しでも良いから勉強時間を確保すること
苦手な分野は繰り返し復習すること
過去問を徹底的に分析すること
この3点です。
特別な才能や才能がなくても、コツコツ努力すれば必ず結果はついてきます!あなたもきっとできますよ!
変わりつつある介護の現場:介護者第一主義へ
これまで、介護の現場では「介護職はサービス業」「お客様第一主義」という考え方が横行してきました。
もちろん、利用者さんを大切にすることは大前提ですが、介護をする側の負担が大きすぎる、という問題も抱えていたのです。
しかし、近年、**「介護者第一主義」**という考え方が広まりつつあります。
これは、介護をする人が心身ともに健康で、充実した生活を送れるように、働き方改革や待遇改善に取り組むべき、という考え方です。
介護者第一主義の考え方が広まることで、
介護職の負担軽減
働きがいのある職場環境の整備
離職率の低下
サービスの質の向上
につながることが期待されています。
介護の魅力UP:待遇改善、デジタル化、ロボット化
さらに、介護の魅力を高めるために、さまざまな取り組みが行われています。
収入UPの動き: 介護職の処遇改善として、給与アップや手当の充実が進んでいます。
デジタル化、ロボット化: 介護記録のデジタル化や、介護ロボットの導入が進み、業務効率化や介護者の負担軽減につながっています。
最新テクノロジーの導入: ICT(情報通信技術)を活用した見守りシステムや、リハビリテーション機器の導入により、より質の高い介護が提供できるようになっています。
これらの変化は、介護の現場で働く人たちにとって、大きな希望となるでしょう。
介護の仕事は、これからの時代、ますます必要とされる仕事です。
ぜひ、あなたもこの変化の波に乗り、介護の世界で活躍してみませんか?
資格取得後の利点
介護福祉士の資格を取得すると、さまざまな利点があります。
仕事に対する自信が格段に上がる
利用者さんやご家族からの信頼が厚くなる
より責任感を持って仕事に取り組めるようになる
給与アップや待遇改善につながる可能性が高まる
ケアマネージャーなど、キャリアアップの道が開ける
専門性を活かして、より質の高い介護を提供できるようになる
自分自身の成長を実感できる
未来の介護を担う人材として、社会に貢献できる
これらの利点があるからこそ、わたしは介護福祉士の資格取得を強くおすすめします。
最後にあなたに伝えたいこと
「年齢を重ねてから何かを始めるのは、もう遅いんじゃないか?」
そう思っているかもしれません。
でも、そんなことはありません!
わたしは60歳から新しいことに挑戦し、64歳で資格を取得しました。
年齢は、ただの数字です。
もしあなたが、
「介護の仕事に興味がある」
「誰かの役に立ちたい」
「自分の可能性を試したい」
「介護の世界を変えていきたい」
そう思っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
介護福祉士の資格は、あなたの人生をきっと豊かにしてくれるはずです。
この記事が、あなたの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
一緒に介護の世界を盛り上げていきましょう!