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珍事件!介護現場で実際に起きた認知症介護の笑える6つの話

こんにちは、こんばんは。60歳で初めて介護職に飛び込み、今は介護福祉士のコージです。

「メガネがない!」「財布が消えた!」と、大騒ぎしたことはありませんか?

認知症の方と関わると、日常の中で思わず笑ってしまうような出来事がたくさんあります。

今回は、そんな「認知症あるある」の中から、笑ってしまうエピソードを交えながら、どうすればうまく対応できるかも一緒にご紹介します。

介護の大変さの中にも、クスッと笑える瞬間があると、ちょっと気持ちが軽くなりますよね。

「財布が消えた!」探し物騒動

📢 「財布がない!」と慌てて探したら、まさかの場所に!?

ある日、ご利用者さんが「財布がない!」と大騒ぎ。

家中探しても見つからず、「まさか盗まれたのでは…?」と疑心暗鬼になることも。

そんな中、予想外の場所で発見!思わず笑ってしまう展開に…

でも、最終的に見つかった場所は…

🔹 冷蔵庫の中(「暑いから冷やしておいたの!」)
🔹 靴の中(「大事なものは隠しておかないと!」)
🔹 仏壇の引き出し(「お父さんに預かってもらってたの!」)

思わぬところから発見されるたびに、「まさかこんなところに!」と笑ってしまいます。

対策
・普段から物の置き場所を決める。(認知症の方は短期記憶が低下するため、定位置を決めることで探し物の回数を減らせます。)
・「一緒に探そうね」と声をかける。
・見つかったら「よかったね!」と安心させる。

鏡の中に…誰!?

あるご利用者さん、鏡を見て突然ニコニコ。

「まぁ、美人さんが来たわねぇ!」

…それ、ご本人です😂

認知症が進むと、自分の顔を認識しにくくなることがあります。

でも、自分を見て「素敵な人ね!」と喜んでいるなら、それはそれで幸せなことですよね。

対策
・鏡が怖がる原因になる場合は、不要な場所では外しておく。
・「素敵ですね!」と一緒に笑う。

突然の時代劇リアクション

📺 時代劇を見ていたあるご利用者さんが、真顔で一言。

「この人たち、まだ生きてるの?」

江戸時代の話です😂

時代の感覚があいまいになると、昔のことと今のことがごちゃ混ぜになりがち。

でも、これも一種の時間旅行。「楽しい時間を過ごしているんだな」と思えば、微笑ましいですよね。

対策
・「そうね、昔の人だけど、すごいよね!」と肯定的に受け止める。
・無理に訂正せず、会話を楽しむ。

ショートステイでの突然の団結

ショートステイ(短期間の宿泊介護)でのこと。

ある利用者さんが突然立ち上がり、「家に帰ってご飯作らなきゃ!」と宣言。

すると、周りの方々も次々と「私も!」と立ち上がり、まるで出陣のような大合唱に😂

認知症の方にとって、昔の習慣が強く残ることはよくあります。

対策
・「ご飯作るの得意だったんですね!」と受け止める。
・無理に引き止めず、気をそらせる。

真冬の扇風機大活躍

「暑い、暑い!」

そう言いながら、真冬に扇風機の前でパタパタとうちわをあおぐご利用者さん。

体感温度の変化が起こりやすくなるので、こういうことはよくあります。

対策
・「じゃあ、お茶でも飲みましょうか?」と気をそらせる。
・温度調節しながら、本人の感覚に寄り添う。

何度でもシャンプー

お風呂に入ると、何度も何度もシャンプー。

「もう十分ですよ」と声をかけると、「あら、そう?」と満足そうな笑顔。

「泡立てるのが楽しいのかも?」と考えると、少し微笑ましくなります。

対策
・やりたがる場合は、泡立てだけ一緒に楽しむ。
・優しく声をかけながら、お風呂の時間を楽しくする。

まとめ

認知症の方の行動は、一見すると「えっ!?」と思うことも多いですが、見方を変えると楽しい瞬間にもなります。

📢 ポイント

🔸 思いがけない行動には「そうきたか!」と笑ってみる。
例:冷蔵庫から財布が出てきたとき、「お財布も涼みたかったのかな?」と冗談を交えて対応。

🔸 無理に訂正せず、「そうなんですね!」と受け止める。
例:「この人たち、まだ生きてるの?」と言われたら、「そうね、すごい人たちだったよね」と話を合わせる。

🔸 「一緒に探そう」「一緒にやってみよう」と声をかける。
例:「お風呂でシャンプーを何回もしてしまう」場合、「一緒に数えてみようか?」と提案して、回数をコントロールする。

🔸 無理に訂正せず、「そうなんですね!」と受け止める。

🔸 「一緒に探そう」「一緒にやってみよう」と声をかける。

介護は大変なことも多いですが、こうした「クスッとする瞬間」を楽しむことで、気持ちが少し軽くなります。

笑いながら、温かい気持ちで介護を続けていきましょう!

どんなに大変な日でも、小さな笑いや温かい瞬間が支えになります。自分を責めすぎず、肩の力を抜いて、ゆっくりと向き合っていきましょう。

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