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完璧よりも、自分史上最高で良い

「そんな叫び声出してたら…近所から笑われる!」


物心ついた頃から、ぼくはおばあちゃんにこう言われていたのを思い出しました。


「え?叫び声?」

と読んでいて思った方もいるかもしれません。


「ギャオー!フォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

とよく叫んでいた記憶があります。(アニメやゲームにハマってたことやもともと自由な性格だからだと思います)


祖母は、お猿さんみたいなベリーショートで黒染めをした髪型で笑うと顔がクシャクシャになる人で、よく友達の家で遊んだ帰り、夕方5時にはおばあちゃんの家に向かって自転車をこいでいました。住宅街から香ってくる夜ご飯の匂いが懐かしいです。


祖母は、"ちゃんと"していたら漫画を買うお金をよくくれたので、ドラゴンボールやスラムダンクや幽遊白書をはじめとした漫画の単行本をしょっちゅう買いに行かせてもらっていました。


よく「奈良は保守的だ」と言われます。

「まず、ご近所様を気にするべき」という環境、家柄で育った祖母は世間体を気にする性格で、その祖母に影響を受けて育った父も、世間体が気になるのは自然なことでした。


父からは

「男らしぃ、ちゃんとせぇ!」

とよく言われたのを覚えています。


次第に、祖母、父の前では「ちゃんとすること」が習慣になり、「感じ良く接しなきゃ」と緊張するようになっていました。そういう「ちゃんとしなきゃ」と思っている時ほど、ミスしやすいんですよね。ストレスは思考の大敵です。


そしてついに、この「ちゃんとしなきゃ」は、小学校高学年に発動し始めました。


最も覚えているのは、「私の好きなこと」をテーマにした作文の授業。

クラスメイトが次々と「私の好きなことは〜」と滑らかに発表していきます。


この時の自分の心境は、

「あと三人!あと三人で順番が回ってくる!」

その子が発表し終わると、、、


「あと二人!あと二人になってしもた!」


そしてそのクラスメイトが読み終わり・・・

「あぁ!!!!!次や!あぁああああ!!!!」


気が気ではありません。頭の中は、

「ちゃんとしなきゃ!!!!!!!!!!!!!!!」


そして名前を呼ばれ、起立して読み始めたところ!

クラス内で

「クスクスクス・・・」

という声が聞こえました。


この声で頭の中は真っ白、原稿があるにも関わらず声が出ない。

出るのは涙のみで全く読めなくなってしまったんです。


「なんでみんなはちゃんとできるのに自分にはできないんだ」

そう他人とできない自分を比べて凹んだり、自己否定をして「もっとがんばらなきゃ」と思っていました。


あと、体育が全然できなくて

マット運動❌

鉄棒❌

跳び箱❌

水泳❌

できないことだらけで、体育は大嫌いでした。

月曜日の1時間目が体育だった時は、冬なのに窓を開けて布団を着ないで全裸で寝ていました。熱が出たら休めるからです。


今思えば、仮病でも良いのにね?

どこまで完璧主義なんだと・・・笑


この後も、大学入試前は、

「ちゃんと勉強せぇ」


公務員になってからは、

「ちゃんと公務員らしくせぇ」

と言われ続けて生きてきました。


ここまでの間、ストレスで肌は荒れるし、表情は暗く、いつも寂しさを感じていました。今振り返って控えめに言っても、超ネガティブ思考な人すぎてヤバイです。


でも、めちゃイケの岡村さんがいろんな業界からオファーを受けて(劇団四季とかの)猛特訓する企画や、テレビで受験ものやダイエット企画ものをはじめとしたドキュメンタリー番組は大好きでした。勇気をもらえていたんですね。


「自分も、変わりたい」

そう思って、英語やピアノにチャレンジしようとやり始めても、3日坊主で続かない。そんな自分を自己否定する悶々とした日々を過ごしていました。



「自分は頑張ってもどうせ無理だ」

そう思っていたのが、約10年前の自分です。


今ぼくは、フリーランスとして活動していたり、YouTubeで「自分史を使った自己理解」の動画を配信できるようになれました。


なぜここまで変われたのか?

それは、次の言葉がキッカケでした。



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・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

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