3ヶ月間自分との付き合い方を変えたら家族関係が変わった|I.Tさん【セッションDAY90】
「家事も育児も一人でちゃんとしなきゃ」
「でもキャパオーバーになって家族に感情をぶつけてしまう」
「人に相談したり頼ることができない」
そんな風に悩んでいませんか?
今回の記事は、そんなあなたにとても関係する内容です。
ぼくが運営している「自分を知る学校」では、3ヶ月で自分との付き合い方を変えて人間関係を変える「自分を知るパートナーシップセッション」をおこなっています。
今回は、3ヶ月前に冒頭のように悩んでいた専業主婦2児の母I.Tさんにインタビューし、家族とのより良い関係を取り戻したポイントをお伝えしていきます。
I.Tさんのように悩んでいるのであれば、ぜひ、最後までお付き合いください。
配信者:水樹ハルのプロフィール
水樹ハル @harumizuki423
・日本唯一の「自己決定力」を高めるオンラインライフスクール「自分を知る学校」校長
・カウンセリング歴10年、相談件数1053件
・元公務員歴14年の経験から綴った著書「グッバイ公務員」全国出版
・【理念】誰もが自分の人生を決定できる社会を作る。
・449名の高校生・短大生・大学生にキャリア教育の授業
▼3ヶ月「自分を知るパートナーシップセッション」を実践したI.Tさんプロフィール
・I.Tさん(パーソナルな内容のためイニシャル)
・30代2児の母
・専業主婦(結婚6年目)
▼3ヶ月セッション後:申し込む前の不安など
3ヶ月間のI.Tさんのビフォー・アフター
▼ハル
I.Tさんに3ヶ月間「自分を知るパートナーシップセッション」をさせていただいてきましたが、3ヶ月前のI.Tさんは今の自分から見てどんな状態でしたか?
▼I.Tさん
3ヶ月前の私は、、、
・何かに失敗したらそのことをずっと引きずる
・ストレスで寝付きが悪く、気持ちに余裕がない
・旦那さんをうまく頼れずキャパオーバーになり、子どもによく怒鳴っていた
・私の性格や言い方が原因で旦那さんと喧嘩になることが多かった
でも、今の自分は、、、
・何かに失敗しても気持ちの切り替えが早くなり、悩み続けなくなった
・ストレスが減って寝付きが良くなり、気持ちに余裕ができた
・できることが増えて自分に自信が持てた
・子供に怒鳴ることが減り、コミュニケーションも取れるようになった
・旦那さんに相談したり頼れる自分になれて、家族の関係が良くなった
▼ハル
かなり変わりましたよね。
I.Tさんのテーマとしては、
①自分自身との付き合い方
②子供とのコミュニケーション
③旦那さんとのコミュニケーション
の3つでしたが、まず、「自分との付き合い方の変化」について、一緒に振り返ってもらっていいですか?
自分との付き合い方をどう変えたのか
▼I.Tさん
私は元々気持ちに余裕がない性格でした。
「ちゃんとしなきゃ」という完璧主義で自分に厳しくストレスがすごくて。。。
例えば、せっかくテーブルの上を片付けても子どもたちがお菓子をこぼしたりおもちゃでいっぱいにしたりするので、「なんでそんなことばっかりするん!?」と怒ってました。
でも、旦那さんからは、「子どもがいても片付けやってる人はやってるよ」と言われて「他のママはちゃんとできてるのに自分はダメだなぁ・・・」と自分を責めてました。
▼ハル
小さな子どもが2人いると、なかなか自分のペースで物事が進まないですよね。
▼I.Tさん
そうなんです。
例えば、朝に顔を洗っているとするじゃないですか?5分くらいの間なのに、兄弟で喧嘩して下の子が「ウワーン!!!」って泣いてやってくる。トイレしてる時も、洗濯してる時も、ご飯作ってる時も中断してしまうんです。
だから子どもに対して、
「なんで邪魔ばっかりするの!!あんたらは私の邪魔するために生まれてきたのか!!」
という言葉も使って頻繁に、、、数え数えられない位怒ってました。
怒ってばかりなので、子どもからは「またママ怒ってる」と言われ、、、「なんで自分はこうなんだろう。私は子どもが嫌なことがあっても何があったの?と優しく向き合えるママになりたいと思ってたのに・・・全然できてない・・・」と情けない気持ちでした。
▼ハル
子どもだけじゃなく、旦那さんとの関係も良くなかったんですよね。
▼I.Tさん
はい、私がそんな状態の中、旦那さんは出張中にライブ配信をしていたんです。たまたま見つけたんですけど配信中に女の子と仲良くしているところを見て、「私と話している時よりも楽しそうだなぁ・・・」と感じると同時に、浮気を疑ってしまったんです。
「私が家で不機嫌だから他の女の人のところに行ってしまうのかなぁ・・・」とすごく不安になり、旦那さんのライブ配信を監視するようになりました。
どうしても不安になったので「女の子と仲良いよね」と言ったら、旦那さんは優しく「心配する様な事はないよ!」と言ってくれたんですけど、信じ切れず疑ってしまう自分がいました。
▼ハル
自分に自信がなかったんですよね。
▼I.Tさん
はい、旦那さんが友達とかと仲が良いのって良いことじゃないですか?
でも、正直その頃の自分は自分の世界がなくてジェラシーがすごかったんです。
喧嘩になった時に旦那さんから
「自分に自信を持てていないその性格が喧嘩の原因になってるんじゃない?」
と言われて「ハッ」としたんです。たしかに私の性格や言動で喧嘩を繰り返してしまっているなぁと・・・。
▼ハル
旦那さんのその言葉をよく受け止めましたよね。
▼I.Tさん
旦那さんは優しいし、「手伝うよ」とか「頼ってね」と言ってくれてたんです。でも私は1人で抱えてキャパオーバーになってしまう。感情が爆発して旦那さんや子どもに怒ってしまうので、自分に原因があることはもう認めるしかなかったんです。それで「私が変わらないと家族の関係が良くならない・・・このままじゃダメだ」と思って3ヶ月セッションをハルさんにお願いしました。
▼ハル
こうして客観的に説明できてることがすごいです。
そういう想いから「自分が変わること」を決意したんですよね。
一人で「まだまだな自分」を認めることの難しさ
▼I.Tさん
自己啓発本を読んだりしてたんですけど、1人だと変われなかったです。そもそも立ち止まって今の自分を見つめ直す時間を意識的に作らなかったので。
▼ハル
自分のダメダメなところ、「まだまだな自分」を1人で認めるってパワーいりますよね。みんなが詰まるのはだいたいここですね。
▼I.Tさん
ダイエットでも1人だと辛いですよね。本気で変わりたいならトレーナーさんがいた方が良いし。
あと、小さな子どもがいて新型コロナウイルスのこともあってセミナーにも行けない状態でした。
ZOOMのセッションでOKだし、「子どもが泣いてても全然いいですよ」と優しく言ってくれたことも嬉しかったです。
▼ハル
こう話していてあらためて思うのは、「自分との付き合い方を変えないと、家族との関係性も変わらない」ということを受け止めたことがターニングポイントですよ。ここを認めないと変わらないので。まず「自分との付き合い方」を変えましたよね?
「なんで(WHY)」ではなく「何が(WHAT)」で考えたことによる変化とは
▼I.Tさん
そうですね。「自分との付き合い方」を変えるために、まず「口癖」を変えました。
▼ハル
「なんで」を「何が」に変換するという。
▼I.Tさん
そうです。ハルさんと話していて、「なんで私はできないんだろう・・・」というように「なんで〇〇〜」と責める口癖がある事に気づいたんです。
だから、まず「なんで」を「何が」に変えて考えたり話すようにしたんです。
例えば、前は部屋の片付けでも「なんで私は完璧にできないんだろう?」と考えてたんですけど、「今日は何をしようかな?」と考えて1つずつ行動するようにしました。
「〇〇しなきゃ」というやらされ感じゃなくて、「今日は〇〇をするぞ!」と自分で決めて行動することで達成感を感じられて、自信もついていきました。
▼ハル
これ大事なポイントです。
①「なんで(WHY)」ではなく「何がWHAT」で考える
②自分で「これをやる」と決めて、行動するから自信や達成感が湧いて自己肯定感につながる
▼I.Tさん
この気づきが大きかったですね。「今自分に何ができるかな?」と考えるようにしたら、行動が具体化しやすくなったんです。
あと、前は子どもに対して「なんでそんなことするの!?」と問い詰めたり怒ってた私ですけど、「何があったの???」と落ち着いて聞くようにしました。
そうすると子どもは「こういうことがあったの」と言ってくれるようになってコミュニケーションが取れるようになっていきました。だんだん怒ることも減っていったし、子どもをコントロールすることを手放せていけました。
正直、今でも怒ることあるけど、数えるほどになりましたね。
気持ちに余裕ができて、悩む時間が減ったんです。
ぐるぐる悩む時間が減った分、行動できる時間も増えました。
自分の感情とうまく付き合えているなと感じています。
▼ハル
「何ができるかな?」と考えて、まず小さなことでも良いからできそうなことをするって大事ですよね。「ちゃんとしなきゃ」とか「相手をコントロールしよう」というクセを手放せたのはすごいなぁと思います。
「ちゃんとしなきゃ」のルーツをおさえ、受け入れる
▼I.Tさん
ハルさんとZOOMで話している中で気づいたのが、私は子どもの頃から親から「1人でできないとダメ」とか「ちゃんとしなさい」と言われる家庭環境で育ったことを客観的にとらえることができました。
「そりゃあ、ちゃんとしなきゃ!の性格になりやすいよなぁ」と言ってもらえて今までの過去の経験が影響していることがわかったんです。
一人だとここには気づけなかったと思います。
多くの人はこの大元の「原因」に気づけないから、「自分はダメなんだ」と責め続けてしまうんですよね。ハルさんのカウンセリングは、0歳から今までの人生を振り返る時間があって、これまでの自分を受け入れることができるので心が軽くなりました。
▼ハル
良い悪いではなく、「まだまだな自分」を受け入れるって大事ですよね。
▼I.Tさん
自分を受け入れる際に印象深かったのは、「自分を親友のように見立てて付き合う」というトレーニングでした。
「自分に優しくするのって甘えなんじゃないの???」とハルさんと話すまでは思ってたんですけど、自分の存在を認める方がストレスが減るし、新しいアクションも取りやすくなるんですよね。
▼ハル
自分を否定していても現実は変わるわけじゃないですもんね。
▼I.Tさん
自分とうまく付き合って、「これからどうしていくか」を考えた方が良いんだ腑に落ちました。
前に進むためには、「自分に優しくしていいんだ」と考えるようになりました。
「まだまだな自分」を認めて、「今日は家のここを片付けてみよう」と自分で決めてアクションをとっていくと、できた時に達成感を感じられて、だんだん自信になっていきました。
もし失敗しても「今の自分はこうなんだ」と認めて、「次はどうしたらできるかな?」と考えていくと、ぐるぐると悩むことが減ったんです。
よそのママと比べるよりも「過去の自分」と比較するようになったし、「自分が目指すママのイメージ」に近づくために「今何ができるかな?」と考えられるようになりました。
「相談=悪」という思い込みからの解放
▼ハル
「なりたい自分になるための習慣」を身につけていくことが大事ですね。
次に、キャパオーバーしないためにも、旦那さんに相談したり、頼る伝え方を一緒に共有しましたよね。
▼I.Tさん
はい。Twitterを見ていると「旦那さんが〇〇してくれない」とツイートしてる人は多いですよね。
中には「言われたことだけやってるだけでやった気になってんじゃねーよ!」という攻撃的なツイートをしている人もいて・・・。
でも、そのツイートにすごく多くの「いいね」がついてるんですよね。
だから不満を持っている人って本当に多いと思うんです。
この背景としては、専業主婦だと働いていないから「旦那さんに子どもを預けて遊びに行くってどうなんだろう」と思いやすいし、我慢する習慣がついていくと思うんです。
前の私は、「なんであなたはわかってくれないの」と旦那さんを責めたりもしてたんですけど、男の人は「言ってもらわないとわからない」と思うので、ハルさんに相談しながら想いの伝え方や相談の仕方を変えたんです。
▼ハル
旦那さんを主語にして責める「ユーメッセージ」で伝えていたのを、「〇〇してくれて、私は嬉しい」とか「そういう言われ方をされると、私は悲しい」というように自分を主語にした「アイメッセージ」で伝えるようにしていきましたよね?
▼I.Tさん
そうです。
アイメッセージで伝えることで、溜め込まなくなったんです。
相談や頼ることについて、前の私は
「相談=悪いこと」
「迷惑になる」
「時間を奪ってしまう」
と思っていました。
でも、旦那さんは前から「何かあったら言ってね」と言ってくれていて、私が相談したり頼まなかっただけなんです。
▼ハル
困ったら、まず「相談あるんだけど」と言うようにしたんですよね。
▼I.Tさん
はい、そしたら「どうしたの?」と聞いてくれるので。
「相談あるんだけど=ちょっと聞いて」という意味だとハルさんに教えてもらって言いやすくなりました。(笑)
例えば、「風呂を洗ってくれたら、私は嬉しい」とか「買い物をしたいから、イオンに行ってきて良いかな?」と相談するようになったんです。
いざ相談したら、「いいよ」と言ってくれたんです。
それまでは、何かしてもらっても「申し訳ない」と思ってばかりでお礼をしっかり伝えてなかったんですけど、何かしてもらったら「ありがとう」と伝えたり、「本当に助かったよ」と伝えるようにしました。
心の矢印を旦那さんに向けてそう伝えると、旦那さんは笑顔で「何かあったらまた言ってね」と言ってくれました。
▼ハル
旦那さんは、I.Tさんの役に立てて嬉しかったんでしょうね。
▼I.Tさん
ハルさんがいうように、「旦那さんも自分の役割が家族の中にある方が居場所がある」と感じてくれているのがわかりました。
この視点に気づかせてもらったことで、「相談や頼ることは悪いことじゃない、仲良くなるために必要なことなんだ」と解釈が変わりました。
▼ハル
相談が悪いことじゃなくて、感謝の言葉とかその後の「報告」がないことがマズイと話しましたね。
▼I.Tさん
はい。報告といえば、、、例えば、旦那さんが仕事に行ってる時間って旦那さんは子どもに会えないじゃないですか?
だから、「仕事の休憩時間に電話があった時、頑張ってくれてありがとう。今日は子どもがこういうことができるようになったよ」と報告するようにもしました。
そしたら、すごく喜んでくれて、、、それが関係しているのかどうかはわからないんですけど、旦那さんの「ライブ配信」の時間も減ったんです。(笑)
▼ハル
家庭内に居場所を感じたのかもしれませんね。(笑)
▼I.Tさん
自分との付き合い方を変えると、私自身の物事の見え方やメンタルが変わり、同じ状況でも全く違う景色になることをリアルに感じました。
旦那さんへの感謝の気持ちが強くなりましたね。
わかりやすいところでいうと、、、前までは「お弁当作らなきゃ」という感じだったんですけど、今は「作って渡したいな」という気持ちでお弁当を作れるようになりました。
仕事の行き帰りで事故にあう可能性ってゼロじゃないし。
前向きに旦那さんの存在に感謝できるようになりました。
自分で決めて行動すると、達成感・自信は生まれる
▼ハル
「やらされ感」ではなく、「自分で決めて、やる」という習慣がついてますね。
▼I.Tさん
前は、他人に「評価」を求めていたんですけど、今は「なりたい自分になるための習慣」を身につけるために行動しています。
気持ちに余裕ができてくると、ネイルを綺麗にしたり、ピアスをしてみたり、友達が悩んでいたら相談を聞いたりできるようにもなりました。
自分には自分の世界があるし、子どもには子どもの世界があるし、旦那さんには旦那さんの世界がある。
依存もしなくなって、ジェラシーも手放せたなと。
自信がついたんだと思います。
家族の笑顔も増えました。
3ヶ月頑張って本当に良かったです。
▼ハル
世の中の専業主婦ってI.Tさんのように一人で悩んでると思いますか?
▼I.Tさん
思いますよ。やっぱり子育てって孤独ですから。
結婚したてとか、出産した時って遊びに来てくれるじゃないですか?
でも、それ以外って付き合いが減るので。
お茶したりすることも減るから、立ち止まって考える時間も少ないんです。
だから今の自分の状況に気づけなかったり改善ができないんだと思います。
それが日常になると諦め癖や我慢する癖がついて、、、新しいことに踏み出す勇気もなかなか持てなくなっていくんです。でもそれだとずっと変わらないので、今回私が変わったように、自分との付き合い方を変えたら状況は大きく変えられることを知ってもらえたら嬉しいです。
あと、ハルさんと話して気づいたんですけど、3ヶ月の間、これまでの人生を振り返って「自分が経験したしんどいこと」は、前の自分のように悩んでる友達とかがいたらその人の話を聞ける武器になるんだなって。
そう思うと、これまでの辛い経験は必ずしも悪いものじゃないんだなぁ気づけました。身近な友達が悩んでいたら相談にのっていきたいなぁと思います^_^
以上が、I.Tさんの「自分を知るパートナーセッション」の3ヶ月の振り返りインタビューの内容でした。
以下、I.TさんからのLINE(原文そのまま)です
ぼくが運営している「自分を知る学校」では、自分との付き合い方を変えて人間関係を変える「自分を知るパートナーシップセッション(3ヶ月間)」をおこなっています。
I.Tさんのように「自分との付き合い方を変えて、家族関係やパートナーシップを変えていきたい」という方は、水樹ハルのSNSのDM・メッセージ機能から気軽にご連絡ください。(疑問・質問やあなたにフィットするかどうかをお応えさせていただきます!)
2021年2月3日
水樹ハル
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