ダイソーの新ガジェットがすばらしかったので布教したい

ダイソーのグッズについて最近耳にすることが多い。話を聞くに100円ショップだけど100円より高い商品が出ているとか。それが案外使いやすくて品薄だとか。ダイソーを制すものは生活を制す。行ってみよう。

ということでダイソーに行ってみた。相変わらずたくさんそろっている。ダイソーでしか買えないルールで1日をすごしたとしても普通に楽しめそう。目が一点に止まった。そこにあるはずのないものがった。いやおかしい。大学で使っている人はいたけど、これがダイソーにあるわけがない。そんな安いものじゃないはず。

目を閉じる。目を開ける。そこにはしっかり商品があった。気のせいじゃない。本当に売ってるのか！ 気づいたら商品を持ってレジに向かっていた。一目ぼれ。

いざ開封！

ということで買ったのはこちら。

じゃーん！

電子メモパッド！

たったの500円。なのに画面は8.5インチとちゃんと大きめ。手になじんでちょうどいい感じ。

これが500円って。そういえばキングジムの電子パッドを買おうとしたのを思い出した。4000円ぐらいしたから断念したんだよね。

よく考えると500円っておかしくないか？ もしかして安い分性能が悪いんじゃないか？ 疑いが出てきた。使って確かめるしかない。

普通に使えてしまった。スピードや筆圧によって太さがきれいに変わる。予想外に書きやすい。付属のペンが楕円形でちょっと使いづらいけどそれは些細なところ。これ、思った以上にいいぞ。

あらを探す

と、ここで新たな疑問が出てきた。きれいに消えるのかという問題だ。

小さいころ、「せんせい」というお絵描きパッドを使っていた。

せんせい おえかきせんせい SH-01

これで遊ぶと時間を無限にすぎていく。子どものころ「せんせい」で無限に絵を描いていた思い出。ペン先がすり減って買い替えたりもしたっけ。もしかすると、今回電子パッドを買いたくなったのも「せんせい」の影響があるのかもしれない。

ところで、「せんせい」には少し問題があった。それは「絵が1回できれいに消えない」こと。下のバーをスライドすると消えるのだが、1回では微妙に跡が残り、数往復する必要があった。もしかして今回の電子パッドも同じ問題があるんじゃないか。

ゴミ箱ボタンを押してみる。これで消えるかな。さあお手並み拝見。

きれいに消えた！ 完全に消えてびっくり。こういうのって微妙に消した跡が残ったり表面に凹みが残ったりすると思ってた。ここまできれいに元通りになるのか。たった500円なのに。

他のことにも使ってみよう

どうやら問題なく使えるらしい。すごいな。せっかくなので他にもいろいろ使ってみよう。

すっごく久しぶりに絵を描いてみた。10年以上前に500円以下で機能が多いから買ったマウス。壊れないからなんだかんだ使い続けている。PCは4台ぐらい変わったのにマウスは壊れず。Windows XP の時代から一緒の古い相棒だ。

思ったよりうまく書けてない？ ところで、描き終わってから普通の紙と同じ感覚で使っていたのに気づいた。絵を描くにしても問題なく使えそうだ。なかなか優秀じゃないか。

次は勉強に使ってみよう。

積分を久しぶりに解いてみた。普通にできた。でもこれはさすがにノートのほうがいいかも。6mmのノートとかと比べると字が大きくなってしまい、ノートと比べると書ける量が少ない。メインの計算をノートに書いて、筆算とか計算の途中で電子パッドを使うのはいいかも。

他にも工夫が満載

使っていると、まだまだ工夫があることがわかってきた。

裏側にロック機能があった。これでまちがって消してしまうことを防げる。いやーよく考えられてる。

さらに右上の穴にはペン立ての機能もあった。ただこれにはある程度の深さが必要。500円らしからぬ完成度の高さに感心してボードに書く内容も語彙力がなくなっている。

もう1回ダイソーに行きたくなってきた。仕事用にももう一個買おうかな。

まとめ

ダイソーの製品はいろいろ話題になることが多いが、ここまでガジェットとして完成しているものは他にないんじゃないだろうか。間違いなく買いだ。ダイソーの「電子パッド」はいいぞ。