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日付のない即興の詩

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趣味で書いた詩のまとめ。
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2022年6月の記事一覧

詩:『軌跡』

清廉な祈りを捧げて

何も纏わず涼やかに

体を吹き抜ける風が

透き通る涙になって

嗚呼、何処でもない

空にみえたのは薄明