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B’z 配信限定 SINGLE「UNITE」【認知行動療法にLIVEが最適な理由】

今年、私が最も心を動かされた曲はB’zの配信限定SINGLE「UNITE」です。
緊急事態宣言中の9月、大阪城ホールと横浜アリーナで4日限定で行われた有観客LIVEのために書き下ろされた配信限定SINGLE

大阪城ホールではMr.Children、横浜アリーナではGLAYとの対バン形式で行われたLIVEに、私は幸運にも参加ができました

コロナがあったからこその奇跡
当たり前のようにつながれていた人との時間が消えた日々
でも、その代わりに生まれたつながりを感じられる曲です

「今度はいつ会えるかなー?」
たまに会う友人と別れ際にいつも話す言葉でした
それには、少しネガティブな感情が乗っていました

「今は感染者が落ち着いているけれど、またすぐ緊急事態宣言出るかもね」
そんな気持ちで「次会えるのはいつだろうねー?」と言いながら
お別れしていました

UNITEでも

今度はいつ会えるのかなんて 
こんな世界、なにひとつ確かじゃない

と歌っています
そこまでは同じ気持ちだったのですが、でもその後の歌詞が

だからほらわかるでしょう

だったのです

でも前向きに
いつかは晴れる
必ず打ち勝つ

そんな直接的でなくとも、前向きワードが続くと思いきや
「まあ、ほら、あれよ。わかるよね」って
すごく気持ちが楽になったのです

そうだよね、わかるんだよ
私たちはコロナにも対応して、どんな時も生きてこられた
だから、こんな世の中になって、今度いつ会えるか次の約束はできないけど
でも今できることを精一杯に、次会える日まで生きていこうね

そんな風に友達とお別れしたら、次に会える日を待つのも悪くないねと
暗くなりがちな緊急事態宣言中も明るく過ごせるように思えたのです

そして何より、コロナ禍のLIVEは感動的でした
会場にいる全ての人から
「B’zとMr.Childrenに絶対に迷惑をかけてはならない」という、
断固たる決意を感じました

20分のセット転換タイム
会場には5,000人の人がいるはずなのに、圧巻の静寂でした
声が出せない分、LIVE中は拍手と手拍子で感情を表現
あんなにも一体感に包まれたLIVEは生まれて初めてでした

一緒にLIVEに行った友達とも、次にいつ会えるかはわからない
でも、幸せな時間を共有したことは何年経っても消えないんです

だからこそ、今を自分のペースで生きればよいと思えた一曲でした

LIVEがなぜ認知行動療法に最適か
それはこの一体感、空気感にほかならないです

会場にマイナスな気(オーラ)はゼロです
全員嬉しい、楽しい、大好きな気を発しています

だから 人混みが苦手 と思っていても
いつもの人混みとは違うのです

そして、プラスの気が充満する会場に身を委ねたら
カチコチに緊張していた心と体が緩んでいきます
周囲の良い影響でいつもの人混みとは違う心地よさを感じていたら
さらにステージに好きなアーティストが現れるのです

そうなったら、もう不安を感じている暇はありません
だって、その一挙手一投足を見逃せないですもんね

今はまだ「絶対無理だよ」と思っていても、
認知行動療法で小さな一歩を積み重ねていけば
大きな一歩が楽しめるようになります

その苦しみをあきらめないでくださいね




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